おはようございます
昨晩、寝る前に小学一年生のムスコに読み聞かせをしていて思ったこと。
「おしりたんてい」ってスゲー!!!
子どもたちが学級文庫で読んだりして、
なんとなく家でも集めるようになった皆さんご存知のおしりたんていシリーズ。
NHKでもアニメをやっていたり、2年前に京都の太秦映画村に行ったときにコーナーがあって
私は「子どもたちに人気のキャラクター」ぐらいにしか認識していなかったのですが、
改めて声に出して読んでみると、
「子どもにちょうどよいレベルの語彙」がふんだんに使われていることに気がつきました。
例を挙げると、
【おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん】から
あきす
いらいする
たのもしい
しわがれている
とくいげ
ふるびた
おれいもそこそこに
くちごもる
すがすがしい
はらいのける
たんねんに
さっそうと
家宝
○○に目がない
口をつける=たべる
けっていてき
いいがかり
うやうやしく
○○ひとすじ
まぎれもない
しくむ
おみとおし
などなど。
自分でも夢中で読むようになった小学1年生のムスコはさることながら、小学3年生のむすめっこにとっても、
物語の中で自然に語彙力を得られる良い機会(教材)になるのではと思います。
さらに、難しい言葉についてはおしりたんていや助手のブラウンが「○○っていうのは○○○○って意味ですよ!」と吹き出しでご丁寧に説明してくれていることも。
そして、他の本にない良い点として挙げられるのがおしりたんていの【敬語】。
皆さんご存知かと思いますが、主人公のおしりたんていはいつも丁寧な言葉遣い、敬語で話します。
ですから、物語の中でも敬語がたびたび登場します。
↓
ごようけん
もうします
おちえをかりる
おうかがいする
ごいっしょしましょう
はいけんする
などなど。
一冊に2つのお話が入っているのですが、
ひとつのお話の中だけでもこれだけの語彙と敬語が入っていました。
わが家では土日の学習の中で、休憩時間にこちらの本に取り組んでいるのですが↓
絵本の中でも、自然に語彙力や敬語の使い方を吸収していければいいな、と思います。
ではまた!!