
宇宙は「巨大な脳」である証拠を物理学者が発見
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背景:
宇宙の構造は見方によっては脳の構造ととてもよく似ている。またそれは他のネットワークも同様であり、お互いによく似ていることが多い。ではそれらは実際にどれほど似ているのだろうか、またなぜそれほど似てるのだろうか。
要約:
宇宙の構造や成長と、ヒト脳やその他の複雑なネットワークの構造や成長が似ていることはこれまでも知られていた。ネットワーク科学にとって、ヒトの脳やインターネットなどの複雑なネットワークの形成を動的に予測することは、重要な研究課題の1つとされている。実際に存在する様々なネットワークの構造や力学の類似は、何らかの共通した法則が存在する可能性を示しているが、その根源となるものは発見されていない。
この度、カリフォルニア大学サンディエゴ校のDmitri Krioukov博士らによって、それらはこれまで考えられていた以上に似通っていることが分かった。Krioukov博士によると、この研究は宇宙が実は何かの脳やコンピューターなのかということを意味するわけではないが、これらの構造や成長の類似は、複雑なネットワークを形成するためには、予想外なほどに似通った何らかの法則が働いていることを示唆しているという。
サンディエゴスーパーコンピューターセンターでのシミュレーションや様々な計算によって、大きなスケールの時間を含めた宇宙の4次元的な構造は、インターネットや社会的・生物学的な数多くの複雑なネットワークに酷似していることが示された。またこの研究は、数学、物理学、情報科学を予想外の方法で統合させた理想的な例となったという。
宇宙には少なくとも10^250の原子が存在すると考えられるため、そのままシミュレーションを行うことは難しい。そのため彼らは、まずネッ トワークの特徴を壊さないようにスケールを小さくすることから始め、その後Trestles(トレストルス)と呼ばれるスーパーコンピューターを使って、 並列化・最適化されたシミュレーションが行われた。
Krioukov博士によると、この結果は偶然ではないのかという疑問は当然わくことだろうという。しかし巨大な宇宙と複雑なネットワークを比較 しているため、その偶然が起こる確率は限りなく低いという。このようなことが起こるには何らかの共通した法則が存在するはずであり、アインシュタインの一般相対性理論によって宇宙の力学が説明されたように、いつかネットワークの力学を説明する理論が発見される日がくるだろうという。