今秋、数週間海外滞在することになったため、改めて変形性股関節症メンテナンスしようと夏から整形外科リハビリに週1回通っている私。
変形性股関節症歴はもう10年ぐらいになる私ですが、整形外科でリハビリするのは1年半ぶり。その間はヨガをリハビリと位置付けて毎日やっていましたが
今回は家から割と近いところに出来たスポーツ整形外科に初めて行ってみることにしました。
そこで撮ったレントゲン画像、経年劣化でさらに症状悪化している軟骨ゼロの右股関節画像を前に初対面の医師からは「うーん、ここまで来るとリハビリやっても改善は難しいかも?」とまで言われたのはちょっと悲しかったもののいつも通り理学療法士運が大変に良い私は今回も素晴らしきPTさんにご担当いただけることになり優秀なPTによる真摯なご指導とクライアントからの煩いほどに膨大なフィードバック(頼まれてないけどリハビリ日記を文章化して毎回提出する私)の相乗効果かずっと固まっていた右股関節可動域が日々着々と改善しつつあります。
おかげさまで日々のヨガルーティンメニューも、今までより俄然楽になって来ました
リハビリってすごいな〜〜
と改めて思っていたところ、先週末めちゃ感動的な番組放映に出会ったので今日はそのご紹介を。
ETV特集『リハビリで生きなおす』
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/GQ569L1PVY/
頚椎損傷して一旦は寝たきりを宣告された50代の男性や、脳血管障害で半身不随になった70代女性が、またお店を開きたい絶対家に帰りたいという一心でリハビリを続けたところ、夢が現実になって行く過程を描く医療ドキュメンタリーです。特に最後の場面、半身麻痺のため左手が曲がっていたはずの女性が、その手を器用に動かしながら(もはや曲がってすらいない!)念願の自宅台所でテキパキと野菜の皮をむき調理をこなす姿は、料理フェチの私には魂を揺さぶられる感動がありました。
あの方達の症状、そして努力と改善を目の当たりにした時、変形性股間接症末期なんか
ほんと〜にどーってことない
と思えます。人間の身体ってほんと偉大なんだから、繰り返し続けることで獲得出来る可能性は幾つになっても無限大。一番ダメなのは多分、諦めること。
関節疾患を手術しないで改善させたい全ての方と、そういう患者に携わっておられる医療職の方々全員に見ていただきたいと思う、素晴らしいドキュメンタリーでした(2023年9月14日にNHKで再放送あるみたい。間に合う方は是非ご覧くださいませ。)