様々なお陰様で変形性股関節症の痛みがかなり軽減されている昨今の私
明日は鎌倉寺社巡りする予定なので、その際には先日セミナーを受けた抗重力ウォーキングの練習をやってみようと思っているところなのですが・・・(記事はこちら)
抗重力ウォーキングする上でどうしてもハンデだなと思うのは、変形性股関節症末期の方の右股関節の伸展が不十分なことで、歩行においてそもそもが右側の蹴り出しが不完全になりがちなこと。
出来るならば右股関節伸展動作を改善しながら抗重力ウォーキングの練習をしたいものだとちょうど思っていたところ、ブロ友umさんが直近の記事でまたまた新たな大腿直筋リリース関連部位として
腸骨大腿靭帯
を上げてくださっていました
ご紹介いただいた動画を見てみると、これはもう股関節を動かす角度によっては昨年来からの重点ほぐしポイントであるIlliocapsularis 及び大腿直筋反回頭と渾然一体とする位置におられ場所的にどう考えても親しいお仲間としか思えず。なので勝手に
鼠蹊部ほぐしポイント三兄弟
と命名させていただいた上でちょうど主治医PTの受診日が来たので質問コーナーのはじまりはじまりお題は下記です↓。
1)三兄弟は私にとっても、やはり鼠蹊部ほぐしポイントでしょうか。
2)股関節伸展動作を改善するために、私がほぐすべきポイントは、どこでしょうか。
3)三兄弟をほぐすことで、外側広筋斜頭の痛みが消える理由は何でしょうか。
で、以下が番号順に、主治医PTのご回答
1)Yesです。
今日時点でもIlliocapsularis 及び大腿直筋反回頭には硬さがあるし隆起している感じ。ただ、腸骨大腿靭帯は筋肉の一番奥にあって大腿骨を覆うような感じでついているため、手でほぐすと言うよりはストレッチするイメージ。
具体的にはIlliocapsularisと大腿直筋反回頭をほぐした後で、ヨガのアシュワサンチャラーサナをやって伸ばせばそれでも伸びてくるかなと思う。ちなみに大腿直筋反回頭はほぐせば比較的すぐ改善するが、Illiocapsularisは振動刺激で気長に対処すべし。
2)大腿直筋と大腿筋膜張筋です。
大腿直筋を緩めるポイントは、Illiocapsularis +大腿直筋反回頭ほぐし+アシュワサンチャラーサナ(腸骨大腿靭帯のストレッチ)
大腿筋膜張筋は上前腸骨棘の外側ポイントほぐし。
3)大腿直筋が緩むと、膝・股関節が伸びやすくなり、歩行においては立脚後期が出やすくなる。膝・股関節の伸展が不十分だと、立脚後期の時、蹴った後でも重心が残ってしまい、そこを支える負担は外側広筋斜頭だけではなく、大腿筋膜張筋なども含めた外側に行きやすい。
これが、Illiocapsularis +大腿直筋反回頭ほぐしケアによって、大腿直筋緩むと→膝関節&股関節伸展が出やすくなる→立脚後期が出やすくなるという好循環が発生❗️
そうすると重心の軌跡も
母指の方に抜けやすくなる!
重心の軌跡が母趾の方に抜けずに小趾の方に留まるなら、その分外側で支える必要が出て来る!
そうそう!
そういえば、木津先生の抗重力ウォーキングセミナーでも足裏の体重移動については
着地は踵より前(踵の裏ぐらい?)で着地して、小指側に行って、最後は親指のほうに抜けて行く。母趾に抜ける。
と、メモありました!
体重がうまく母趾に抜けるためには股関節伸展が必要で、そのためには大腿直筋と大腿筋膜張筋をコンスタントに緩める必要があるってことね。やる気出て来たわ\(^^)/
今日得られた知識は自分にとって、とても良いタイミングでした。主治医PT太田先生いつもありがとうございます寺社巡りしながらの抗重力ウォーキング練習2DAYS、ほぐしポイントを定期的に緩めながら、やってみます!