世界遺産国宝姫路城、別名白鷺城へは行かれましたか?

キャッチコピーは「世界に見せたい白がある」。そうです、白すぎ城とも言われていますからね!!笑





姫路城には大黒柱が「西大柱」「東大柱」とあり、24.6mもの長さがあるそうです。(西大柱は3階で接ぎ木されているそうです。)

この大黒柱は、「もみの木」なんです。


「もみの木」は神聖な木で、信仰の対象となっていたことから「臣木(おみのき)」を語源にする説などがあり、今でも絵馬やお札、冠婚葬祭に関連した道具に使われたり、その優れた調湿性、抗菌性、消臭性作用から、おひつ、米びつ、割り箸など、食品に接するものにも多く利用されています。食材にもみの木の匂いが付きにくいこともよく利用される理由です。(もみの木自体に匂いが余りありません。)


そんなもみの木もかつて日本でもよく見かける樹木だったそうですが、もみの木はデリケートな樹木のため、大気汚染や煙に弱く、シカなどに樹皮をかじられたりし、野生鳥獣の被害を受け、その数を減らしていってしまっています。・・・残念なことでなりません。


環境立国ドイツでは、もみの木は政府により管理植林され、年間伐採量が決められています。ドイツ シュバルツバルトの森で育った樹齢300年~500年のもみの木が、原木のまま一定量日本に入ってきています。


あおいホームでは、そのとても魅力的で不思議な力のあるもみの木を、住まいづくりに使っています。








明治時代、日本の公爵邸、伯爵邸などには必ずと言っていいほど、もみの木が使われていたとのことです。


橋本英樹