昨日、時間があったので
逼迫していたスマホの容量を何とかするため
過去の写真や動画のデータを整理してたのね。


そしたらさ



去年の私が

別人に見えた。






食い物を目の前にニヤニヤしてるのは変わらんが。




なんか


なんか、なんか


今の私とはぜんっぜん違う。






どの瞬間も感じた


「もう戻れないな、このときみたいには」


という感覚。




その気持ちと

最近気づいた、自分が「周囲の期待に応えようと無理をしていた」という事実が重なって


より強く

「戻れない」と感じたんだ。



あの頃の私は

目を背けたい「あること」に背を向けたまま

自分を表現し、伝えていた


嘘ではなかったけれど

完全に本当でもなかった



それが「繊細気質」という綻びをきっかけに

約1年かけてここまでたどり着いたんだ。



私が、周囲の期待に応えようとすることが

幼少期からの無意識領域に植え付けられた


『防衛本能』


だということに。





****


『その防衛本能は、何を守ってたんですか?』


最近、コーチングをしてくださっている方にそう質問されて思考をめぐらせると


私が守っていたのは

自分の『傷つきたくない』という気持ち

それから

『内なる平穏』だった。


自分を取り巻く環境、人の醸し出す雰囲気は

繊細気質の私にとって

内側を簡単に侵食してくる毒になる、だから


私は自分を守るために

できる限り周囲の環境をよりよく安全に整備する必要があった。




人から「憧れている」という言葉を掛けられると

嬉しい反面

無意識に「憧れられる、そうである自分」を維持しようという力が働く


それが維持できなくなると

「離れる」という選択肢しか取れなかった


自分を守りたかったからだ。。



****


今、私は


「周囲の期待に応えなくても大丈夫」

ということを

一つ一つ、積み重ねている。


この、セルフ認知行動療法を重ねていけば

きっとこの先


周囲の期待に応えなくても大丈夫を知った

本当の自分でみんなと付き合えると思う。



今はまだちょっと難しい。



自分が好きな相手ほど

近づいて触れて心を開くのが怖い。




だから

あの頃にはもう戻れない。


キラキラ輝いた

カリスマ性を見せつけていた私には

戻れない。



でも、あの過程が

私を気づかせてくれたから



あおちゃんってこういう人だよねって


言ってた人や思ってた人には

感謝です。



「あなたが思うような人ではなかったよ」と添えつつ

私はあなたが思いもしない自分を平然とさらけ出せる人間に

これからなりたいと思う。