いつものことだけど。
おとといの夜中、計画の誤算が生じ、 荒れ狂う。
体調管理のために2時過ぎには寝るって 決めていたのに
やっぱり無理なときは無理だ。
結局朝方まで、バンド緊急会議がひらかれた。
昨日、バイト後すぐスタジオだったから 時間がなかったんだ。
でも、解決。 四時間のリハも 気合いでみんな乗り切った。
昔だったら、誰かが文句言ったかもしれない。
さて、その夜 お腹がすいた と言ったら ワッセーが うちくるか?と。
三人で居酒屋ワッセーへ行くと、
いきなりなのに
3品も出来た。 なんもないでぇといいつつ
カワラ蕎麦、野菜スープチーズスパ、ネギのチヂミ。
計量器?みたいなものをちゃんと使う 立派な料理男子だ。
いつも自分で手の込んだ料理を作るのが 好きらしい。
そしてビールとマッコリが出て来た。
「ふたりが元気でるかなと思って」
くぅ~。こいつ~(>_<)って感じだ。嬉しさに包まれた。
それから三人で色々語り合った。
そして何となく感じたのは はじめて、ふたりが頼れる年上の男だったんだということ と
ふたりのいいところと、自分の悪いところ。
バンドはじめてから時には無理して男らしくしないとやっていけないことばかりだった。
自然とガサツになっていった。
口が悪い奴が多かったから、言い返せないと終わりだったし。
なのに、ここにいるふたりは あったかいんだった。
傷つかないように 疑ったり
ひねくれた自分が ほんとにほんとにバカみたいだと思った。
「ふたりは口良いよね」
「口悪いって言うけど 口良いって言う~?」
あとはあまり覚えてないけど、せっかく感謝の気持ちに気付いたから日記に書いておこうと思った。
酔っ払いふたりにありがとう。
壁にぶつかって絆が深まる。
決め付けた、ものの言い方しか出来ない自分が、なんてかっこ悪いんだろうと思ったよ。