今日は、特別刑法入門1について書きますね。
昨日は疲れすぎて、帰宅して即寝落ちしてました
<おすすめ度>
★★★★★(★5が満点)
<良い点>
・計24法の特別法をおおまかに学ぶことができる。
・読みやすく通読しやすい。
・まとめの図表がある。
<悪い点>
・他の本での調査が必須。
<まとめ>
本書の対象としては、司法修習生、実務家だと思います。
予備試験受験生、司法試験受験生は、短答でよく分からない特別法の肢が出た時、講義で特別法の知識が必要となったときに適宜読む感じで良いと思います。
特別法の勉強はなかなかしづらいところだと思います。
本書は、特別法を学ぶための基礎作りに適しているものです。
24法の特別法(違法薬物系、性犯罪・男女関係系、金銭トラブル系、犯罪供用物件系、その他)について学ぶことができます。
趣旨、文言、罰則、他の犯罪との関係について解説があり、非常に読みやすい文章でまとまっています。
もっとも、特別法を学ぶ初歩の初歩のみしか記載がないので、適用される条文が書いていないことも多く、本書を足掛かりにして他の本で調査する必要があります。
ただし、本書を読むことで、他の本の理解度は向上すると思います。
また、適用法令が分からないときに、適用されそうな法令が何なのか知るにも役立つと思います。
適宜図表があるのも良い点です。視覚的に特別法の内容を学べるのはありがたいです。
特別刑法入門2の方はまだ読めてないので、読み次第、書評を書きます。
以上です。参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました