今日は、司法試験論文式試験での点数の取り方について書きますね。
明日を乗り切れればお休みだよ
司法試験の論文式試験で点数を取るにはどうしたらよいでしょうか。
個人的に意識していたことを書くので、参考になる部分があれば参考にしてみてください。
*問いに答える。
意識しておかないと問いと答えがずれることがあるので注意しましょう。
ずれたら点数は入らないぐらいの気持ちを持ちましょう。
*論点を落とさない。
事前の勉強量、演習量、試験当日の集中力、運によります。
自分の力でできる部分は、事前の勉強、演習により多くの論点を把握し、事前に試験当日をイメージして集中して勉強することでしょう。
*条文を大事に。
条文の文言をすっとばして答案を書く人もいますが、御法度です。
条文の文言は「・・・」で抜き出して書きましょう。
条文の数字も書きましょう。全ての科目で条文に点数は少しは入っていると思います。会社法は特に。
六法とはお友達になっておきましょう。
条文が見つからない、時間が無くなる、焦って適当に書くという人もいると思います。
事前に条文のある程度の位置は覚えておきましょう。
*事実を多く拾う。
問題文の事実を多く拾って、評価しましょう。
1事実1評価。
事実をうまく拾えない人は司法試験の過去問の分析をしましょう。
実際に書いてみるのも重要ですが、模範答案を見て学んでも良いです。
時間がないでしょうし、こちらの記事の勉強方法もよければ試してください。
*知らない問題が出た時の対処方法を身に付けておく。
試験の範囲は膨大ですし、論証が出てこないことは多々あると思います。
また、既存の論証だと少し書きづらいような問題も出ると思います。
その時の対処方法としては、こちらの記事の答案例を読んでみて下さい。
*三段論法を崩さない。
小難しい言葉遣いがありますが、私は
①規範、②あてはめ、③結論
という言葉で表現します。
この方が覚えやすいし、イメージしやすいですよね。
試験が始まる前に結構な時間待機させられるので、①規範、②あてはめ、③結論は崩さないと頭の中でつぶやいていました。
この三段論法さえ守っていれば、ある程度点数は入ります。
逆にこの三段論法を守れないと点数は全く入らないと考えた方が良いです。
①規範は論証をしっかりと書きだす、
②あてはめは事実を多く拾って規範の言葉を使って当てはめる、
③結論は問いとずれないように。
最低限守りましょう。
*字はある程度読めるように。
採点官は、A4の4枚がA3?1枚に圧縮したものを読んでいるはずです(確か)。
字が読めないと点数は入りません。
ある程度で良いので、読める字を書きましょう。
丁寧に書きすぎても時間が間に合わないので、ある程度で大丈夫です。
大きく書くというアドバイスも良く聞くのですが、大きく書くと手首も痛くなりますし、時間を微妙に消費するんですよね。。
大きく書くか否かはおまかせしますが、最低限、字は読めるように書きましょう。
*配点を見て、適切な時間配分を。
配点を見て、高い配点部分は厚く書くようにしましょう。
配点ごとに時間配分を割り振りましょう。
模試等で訓練しておくと良いです。
配点が書いていない科目もありますが、問題文の長さ等で割り振れば良いです。
答案を書き切ることが大事です。
時間が無くなって、途中答案は避けましょう。
「以上」で締められる時間配分を。
時間が間に合わなそうであれば、ある程度の量で全ての問題を一応書き切りましょう。
問題文は最初の段階でさらっと全体を見てください。
問題数を確認してください。
間違っても問題を1問見忘れていて、残り10分で気づくという事故にはならないように。
アナログ時計だと時間管理がしずらいので、デジタル時計をおすすめします。
2個持って行ったほうがよいとは思います。
ストップウォッチ用と普通に時間を見る用です。
ストップウォッチがないと時間計算のストレスがあります。焦ってるときに時間計算などしてられないです。
試験官の時計と微妙にずれていることもありますので、ストップウォッチがあると便利です。
できれば電波時計を用意しておきましょう。
*最後は気合。
なんとかなる精神が大事です。
自分が分からない問題が出ても皆分からない。
分からないなら上記対処方法で何とかする。
ある意味適当に。
落ちても死なない。
割り切りです。
なんとかなります。
以上です。参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました