今日は、刑法事例演習教材について書きますね。
短いのでぜひ読んでみてください
おすすめ度
★★★★★(★5が満点)
<良い点>
・司法試験に出うる全ての論点を網羅している。
・反対説にもコンパクトに言及しているため、現状の司法試験の傾向にも対応可能。
・事例は司法試験にそのまま出てもおかしくないほど練られているものが多い。
・予備校本では問われないであろう、細かい論点についても解説されているので、司法試験で書ければ加点事由にはなりうる。
<悪い点>
・解説が微妙なものが少ないもののいくつかある(間違っているものを含む。)。
・かなり高度な内容であるから、初学者にはおすすめできない。
・総論だけの問題、各論だけの問題が混在しているので、体系的ではない。
<まとめ>
刑法事例演習教材も刑法の教授から司法試験に対応できると言われたため、すべて答案を書きました。
関連設例まで解くと、かなり力がつくとは思いますが、48問だけ解いても十分力はつきます。
かなり細かい論点もあり、今まで見たことのない問題もあるので、一応解いておくという姿勢でも大丈夫だと思います。
持っておいて損はしないですが、取り組むまでに覚悟が必要かもしれません。ページ数は少ないものの密度が非常に濃いためです。
以上です。参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました