せっかくの日曜だって言うのに天気予報はご機嫌斜め。
それでも部屋でゴロゴロしてるのもなぁ・・・
なんて思いつつ目が覚めると外は意外にも静かな感じ。
カーテンを開けると雨どころか雲の切れ間から陽が射し込んだりして、
これは意外と何とかなるカモ?
ケータイで天気予報チェキしたら、お昼まではどうにか雨は大丈夫そう。
となれば気になる獲物を狙い撃ちに行ってみましょうか?
そんな感じで車に機材積み込んで出発したあたし。
ところが坂城に入る頃になって、車のウィンドウに細かな雨粒。
まぁ、これくらいなら・・・なんて思っていると、
戸倉に入る頃にはめっちゃ本降りに。
てか、雨の中、傘差してまで撮るほどのモノじゃないんだよなぁ・・・
当然ながら現地には誰もいなくて、しばらく車の中で待機でございます。
待つこと15分くらいで小降りになってきまして、ここから気合入れますか。
てな感じで雨にも負けず機材セッティングしていたら奇跡的に雨が止むじゃん。
これなら何とかなるでしょ?
特急「しなの」3号 1003M 383系 A101+A204+A205 姨捨 - 稲荷山(2022/11/20)
この日の獲物は増結編成だけで組成されました特急「しなの」3号でございます。
いわゆる「両端貫通編成」となれば
やっぱり一目見ただけで長野行きだって分かる場所でってコトで、
姨捨駅の下で狙い撃ちでございます。
普段ならパノラマグリーンが先頭の長野方も名古屋方と同じ貫通扉顔。
パノラマグリーン車が先頭で下るいつもの「しなの」号とは違う、
貫通扉顔な編成がいつもの場所とは言ってもめっちゃ新鮮。
4+2+2、堂々の8両編成で晩秋の姨捨を颯爽と下って往きましたわ。
特急「しなの」3号 1003M 383系 A101+A204+A205 姨捨 - 稲荷山(2022/11/20)
生憎の空模様でしたけれど、やっぱり広角砲画も外せません。
いつもならシュッとしてテーパーの効いたパノラマグリーン車が
先頭になるところですけれど、両端貫通編成となれば話は別。
篠ノ井線内ではピン電扱いで主役になんかなれるワケのない383系が、
この時ばかりはあたし的に大本命の座を射止めた瞬間でございますわ。
てか、お天気だったらキョーレツな逆光時間でしたので、
ここで撮影するにはこれくらいの方が好都合だったカモ?
前回「両端貫通編成」な特急「しなの」号を撮影出来たのは、
まだまだ春の足音も遠い冬の終わりみたいな頃でしたので、
ホント、久々でございましたわ。
とは言っても、なかなか走る機会もありませんので、
貴重なシーンを記録出来て、文字通り「雨にも負けず」で良かったデス。