次世代のクルーズトレインが次々と走り始めましたけれど、
JR東日本のE26系も地味に活躍を続けておりますわ。
今月は上野から青森までの片道「カシオペア紀行」として運行中。
しかも返却回送は羽越本線~上越線経由ってコトで、
かつて寝台特急「北陸」や「あけぼの」、そして夜行急行「能登」やなんかを狙えた
あちこちの有名お立ち台が久々に早朝からアツい感じ。
そんな今月運行されている「カシオペア紀行」の返却回送が唯一週末と重なった今朝、
しっかりきっちり狙い撃ちすべく、あかめおやじ師と連れ立って、
日付が変わって間もない午前2時に出撃でございます。
狙い撃つポイントもあちこちと悩んだあたしでしたけれど、
陽が出れば逆光必至、編成画は絶対に狙えない分、
きっと平和に違いない「ジンボシン」をチョイス。
まだまだ真っ暗な午前3時半に現地に到着すると、
既に先着の同業者さんの姿もありましたけれど、
あっさりマイポジション確保でございます。
団臨「カシオペア紀行」返却回送 回9830レ EF81-133 + E26系*12B
新町 - 神保原
神流川鉄橋を越えてダイナミックにカーブする築堤を駆け抜ける
EF81-133号機牽引のE26系「カシオペア」編成でございます。
客車は4両程度しか写りませんけれど、シルバーの車体に五色の帯。
これだけでE26系だって分かりますよね?
カン無しなのが残念ですけれど、まぁ、回送列車ですからねぇ・・・
早朝とは言っても通過は早朝5時過ぎ。
陽の長いこの時期とは言ってもドン曇りで露出的にはかなりシビア。
それでもさすがは新しい相棒、怯むことなくびくともせずに狙い撃ちでございます。
陽が出ちゃえば逆光、しかも絶対に編成画は作れないってことで、
絶対平和に違いないって判断で選んだ「ジンボシン」でしたけれど、
結局あたしたちの他には5名の同業さんが参集。
それでも終始平和だったのは悪条件の積み重ねの賜物かしら?
「四季島」とか「瑞風」とか、豪華クルーズトレインが注目されてますけれど、
夜行列車の雰囲気を今でも感じさせてくれるのはE26系だけですよね?
機関車と客車って編成が古き良き時代の夜行列車へのオマージュなのかもしれませんわ。