「イーロン・マスク(上)」あらすじと感想
本の詳細
こんな人におすすめ!
・イーロン・マスクが好きな人、興味がある人
・仕事に情熱が持てない人
・テスラ、スペースX、ニューラリンクが好きな人
あらすじ
世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』伝記作家だからこそ描けた傑作。
いま、世界で一番の注目を集め、議論の的である起業家イーロン・マスクの赤裸々な等身大ストーリー。
イーロン・マスクは、南アフリカにいた子ども時代、よくいじめられていた。
よってたかってコンクリートの階段に押さえつけられ頭を蹴られ、顔が腫れ上がってしまったこともある。
このときは1週間も入院した。
地球を救い、宇宙を旅する種に我々人類を進化させようと壮大なミッションまでをも抱き、冷淡だと言われたり、ときには破滅的であったりする常軌を逸した集中力でそのミッションに邁進するようになった。
スペースXが31回もロケットを軌道まで打ち上げ、テスラが100万台も売れ、自身も世界一の金持ちになった年が終わり2022年が始まったとき、マスクは、騒動をつい引き起こしてしまう自身の性格をなんとかしたいと語った。
2年の長きにわたり、アイザックソンは影のようにマスクと行動を共にした。
打ち合わせに同席し、工場を一緒に歩き回った。
また、彼自身から何時間も話を聞いたし、その家族、友だち、仕事仲間、さらには敵対する人々からもずいぶんと話を聞いた。
そして、驚くような勝利と混乱に満ちた、いままで語られたことのないストーリーを描き出すことに成功した。
本書は、深遠なる疑問に正面から取り組むものだとも言える。
すなわち、マスクと同じように悪魔に突き動かされなければ、イノベーションや進歩を実現することはできないのか、という問いである。
(Amazonの公式あらすじから一部抜粋)
感想
幼少期
上巻では壮絶な幼少期、そして生い立ち
人格形成のエピソードが書かれている。
幼少期ではとても変わっている父エロールに心を痛めつけられ育ってきた。
彼の破天荒な性格やリスク好きな性格は
この幼少期無くしてありえないだろうと感じた。
だがものすごく実績をだしている一方で人間関係にはものすごく苦労してきたのだろうと
この本を読んでいてもひしひしと伝わってくる。
いろいろなものを犠牲にして今のイーロンマスクという存在があるということを改めて思い知った。
尋常ではない執念
本書ではイーロン・マスクの仕事に対する情熱が凄まじく描かれている。
いや、むしろ仕事として思っていないのかもしれない。
ただ、やりたい事をしているだけ火星行きを実現させたいだけ。
その物事にかける情熱と、決断が尋常ではないのだ。
普通の人ならしないだろうと言う決断をいとも簡単にしてしまう。
それがイーロン・マスクなのだ
また、この本には、イーロンマスクが工場を見て回るシーンがあるのだが、生産性の真髄と言うものをそこのページでは見たような気がする。
この歳で、ここまでの偉業同じ遂げられたのはこの異常なまでの生産性への固執、
そして仕事に対する情熱から生み出されるものなのだろう。
そしてこの本を読むと、なぜか焦りのような感情が湧いてくる。
ここまで仕事に対し、夢に対し全力の人がいるのだと。
自分はまだまだ努力が足りないのだと痛感させられる。
もちろんイーロンマスクのような存在ははずれ値ではあるが、それでも尊敬の念を抱かずにはいられないだろう。
まだ下巻を読んでいないのでこれから読むのが楽しみだ。
アクションプラン
今回の感想から、本を読んで具体的になにをしていくかのアクションプランを書こうと思う。
今回のアクションプランは
・毎日無駄な時間はないか徹底的に洗い出し無駄をなくし努力していく
とする。
やはりこの偉業は毎日の努力なくして生まれるものではないとこの本を読んで実感した
少しでもイーロンマスクに近づけるよう、自分も努力していこうと思う
私の好きな一文
気が狂いそうな切迫感をもって仕事しろ