「君のクイズ」あらすじと感想
本の詳細
こんな人におすすめ!
・クイズが好きな方
・読書が苦手な初心者さん
・いろんな雑学が好きな方
あらすじ
『君のクイズ』は、TVのクイズ番組に出場するクイズプレーヤーの思考をめぐる変わり種のサスペンス。
分量がコンパクト、かつ展開も明瞭で、一気読みさせられる。
ツカミが見事。 生放送で派手派手しくクイズ界の王者を決める。
「Q―1グランプリ」の決勝戦で、「僕」の対戦相手・本庄絆が、
問題を一字も読まれないうちに正解を言い当て熾烈(しれつ)な戦いに勝利する。
三島玲央は、対戦相手・本庄絆が不可解な正答をしたことに疑問を持ち、
真相解明のため彼について調べ決勝を1問ずつ振り返る。
一気読み必至! 鬼才の放つ唯一無二のクイズ小説です
感想
唯一無二のクイズ小説
皆さんはクイズ小説というものを読んだことがあるでしょうか?
もしかするとこの広い世の中、クイズ小説読んだことある方がいるかもしれません。
ですがわたしはクイズ小説なるものを初めて読みました。
率直な感想を言うのであれば賛否両論あるなと思いました
雑学や競技クイズがあまり好きでない方、そこまで詳しくない方からすると、この本はただ雑学を垂れ流すだけの
本に見えるかもしれません。
少しでもクイズをやったことがある人からするとこの本は
夢であり憧れになりえる本かもしれません。
なので一概に面白い面白くないはあ言えないのですが
あえて言葉を選ぶなら「斬新」だなと感じました
ただクイズというジャンルだけでここまで書ける小説も
なかなかないだろうと感じたのも事実です。
そんな唯一無二のクイズ小説一度読んでみてはいかがでしょうか?
この本が真価を発揮するのは読んだ後かもしれない
皆さんは競技クイズというものをしたことがあるでしょうか?
私はquizknockという、クイズを専門に活動しているyoutuberを
よく見るので多少理解はあるのですが興味がない方は
まったくわからない分野だと思います。
そういう方はこの本を読んでもあまりよくわからず終わるでしょう
だからこそ読んだ後にクイズについて少し知ると、
さらにこの本が面白くなると思います。
具体的にはquizknockの動画を見たり、実際クイズ大会に出てみたり
みんなで早押しというクイズアプリをしてみるのもいいかもしれません。
実際クイズというものに触れてみて初めてこの本は面白さを
を発揮すると思います。
私の好きな一文
「何かを知るということは、その向こうに知らないことがあるのだと知ることなのだ」