「コンサル一年目が学ぶこと」あらすじと感想

 

 

 

 

本の詳細

 

 

 

 

 

 

こんな人におすすめ!

・社会人一年目で役立つスキルを学びたい

 

・この先の仕事で普遍的に役立つスキルを知りたい

 

・コンサル会社の考え方に興味がある

 

 

あらすじ

その仕事、どの会社でも通用しますか?
外資系コンサルがまず身につける究極のベーシックスキルを30個選!
自分の成長が不安なあなたへ

本書は誰でも役に立つ、普遍的なビジネススキルを厳選して解説しています。


ビジネス・コンサルタントは入社1年目から徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれます。
本書では一流のコンサルタント会社を経て独立し様々な業界で活躍している方々に取材し、
コンサルタント時代で学んだ中で今でも実践している外せないスキルを紹介します。


厳選した30のスキルは、百戦錬磨のコンサル出身者が一過性ではなく
15年、20年実践し続けている普遍的な仕事術です。


社会人1年目からベテランの皆さんまで、必ずお役に立てる仕事術です。

 

 (紹介ページより抜粋)

 

 

感想

  本当に役立つ30個のスキル

 

皆さんこんにちは葵です。

 

最近読書の時間があまりとれず久々の更新になってしまい申し訳ありません

 

さて、今回よんだのは「コンサル一年目が学ぶこと」という

いわゆる仕事術の本になります。

 

この本の内容をざっくり話すと、新人の人に限らず仕事している人全員に役立つ

普遍的なスキルが30個載っている本になります。

 

ただほかの本と少し違うところは著者の大石さんだけの意見が載っているわけではないんです。

 

大石さんと同じくコンサル会社に勤めていた人にインタビューをして

多かった意見を取り入れているという「偏った個人の意見」があまり入らないようになっています。

 

今回はそんな30個のスキルの中でも私が特に納得したスキルを1つ紹介したいと思います。

 

 

  雲雨傘 提案の基本

 

一つ目は雲雨傘の論理というものです。

 

「黒っぽい雲が出てきたので雨が降りそうだから傘を持って行ったほうがいい」

 

一つ一つ分解してみていきましょう

 

まずは黒っぽい雲が出てきたという部分

これは事実の部分になります。

現実的な問題として黒っぽい雲が出てきているのは確認できました。

 

続いて、雨が降りそうだ。

これはまだ実際には起こっていません。

実際には起こっていないけれど目の前の出来事を見たときに起こりそうである。

これは解釈になります。

 

最後に、傘を持って行ったほうがいい。

 

これは解釈を踏まえたアクションです。

 

この三つをしっかり分けて考えることが重要である。

と著者の大石さんは言っています。

 

解釈と事実を混同してしまうと

「あなたの意見なのかそれともほかの人の意見なのか」がわからなくなります。

 

またこの分けて考えるスキルは、仕事だけではなく身近なことにおいても使えると

私は思います。

 

例えば、ダイエットをしている最中に焼肉を食べてしまったとします。

今日の夜ご飯は、焼肉だったという事実

このままだと太ってしまうという解釈

明日のごはんは控えめにしてしっかり運動しようというアクションに分けられます

 

こうすることにより

何が原因で今から何をすればいいのかがはっきりするので

行動を起こしやすくなります。

 

今回紹介したのは30個のうちのたった一つです。

 

気になった方はぜひ読んでみてください!

 

私の好きな一文

 

「無駄な学びはありません。最終的にすべてつながっていくはずです」