「限りある時間の使い方」あらすじと感想
本の詳細
こんな人におすすめ!
・たくさんの時間管理の本を読んできた人
・時間管理をしたいがやり方がわからない方
・毎日忙しさに追われている方
あらすじ
「限りある時間の使い方」は、イギリスの全国紙ガーディアンの記者であるオリバー・バークマンによる本で、全米でベストセラーになったことでも知られています。
本書は、人生の限りある時間についての考え方が書かれています。
人生はたった4000週間、限られた時間をどう過ごすかがテーマです。
本書は古今の哲学、心理学、スピリチュアル思想を駆使し、ウィットに富んだ語り口で、
時間と時間管理を実践的に、そして深く問い直します。本書を読めば時間に対する見方が変わり、
さらには生き方が変わるでしょう。
感想
人生は4000週間
あらすじでも書きましたが、この本の最初に出てくるのが80歳まで生きると人生は4000週間という言葉です。
4000週間と聞いてあなたはどう感じますか?
短いと思った方が多いのではないのでしょうか?
もしあなたが20歳なら残された時間は3000週間です。
人間は寝てる時間が人生の三分の一と言われているので、
実際の活動時間は約2000週間でしょう。
あと2000週間あなたは幸せに過ごせますか?
そんな貴重な時間の使い方を根底から考えていくのがこの本です。
効率的とはなにか
あなたは、この記事をあるいは紹介しているこの本を、
「もっと効率的に生きたい。」「忙しさから解放された人生を生きたい」と思って
読んでいるのではないのでしょうか?
本書曰くそれは間違いである。
どんなに効率的にしても忙しいさは変わらない。
「もっと効率的にやれば忙しさから解放される」という希望をあえて捨てればいいのだ。
全て完ぺきにこなすという理想を捨て重要な一握りのタスクに集中した時こそ
忙しさからは真の意味で解放される。
そんなことを考えさせてくれる本だった。
私の好きな一文
「解決策がないという事実こそが、本当は解決策なのかもしれない」