おはようございます。あおいです。

 

 

 

「もう、しつこいねん!」

 

 

 

 

とある耳鼻科の

待合室でのできごと

 

耳が痛いという次男を

連れて行ったときのことだった

 

 

 

声の主は若いママ

 

 

金髪にキャップをかぶり

今風のパーカーにジーンズ

 

つい2,3年前までは

友達とワーワーキャーキャー

遊んでいたんだろうな

というような彼女

 

女性ファッション雑誌をみながら

子供に向かって叫んでいる

 

 

 

 

 

子供の年齢は

上のおねえちゃんが3才

下の弟が1才半ぐらいだろうか

 

 

 

 

一番

じっとしていないややこしい時期

 

 

 

子供向けおもちゃや絵本が置いてある

耳鼻科の待合室の一角で

 

 

置いてあったおもちゃを

床に向かって

投げ始めた息子に向かって

 

初めは

やめなさいの一言だったのが

 

 

だんだん調子に乗って

エスカレートしてくる息子に

我慢の限界を超えたママ

 

 

もうしつこいねん!

 

という冒頭の言葉

をはきながら

 

バシッ

 

とうとう手が飛んできた

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間

場の空気が

ピリっと張り詰めた

 

 

 

 

 

 

その後

診察に呼ばれた

彼女たち

 

 

まもなく診察室の奥から

子供たちの泣き声がする

 

 

ずーっと

泣いている

 

 

 

 

 

しばらくして

お姉ちゃんの方が

出てきた

 

 

その後から

お母さんと弟

 

 

おねえちゃんは

泣き叫んでいる

 

 

痛いーーー

 

痛いーーー

 

 

 

 

鼻の奥

グリグリされたり

喉に突っ込まれたり

そりゃ痛いわなあ

 

と思っていると

 

 

 

お母さんが

その泣き声を上回るぐらいの

大きな声で

 

「痛ない(痛くない)ねん!!」

と叫ぶ

 

 

 

それでも

おねえちゃんは

痛い痛いと訴えて

泣き続けている

 

 

「だから

痛ない言うてるやろ!」

 

 

 

もう

しつこいねん!

 

 

痛ないねん!

 

そんな痛い痛い言うんやったら

迷惑やし出て行って!

 

 

明らかに

イラついているママ

 

 

 

 

 

ママが言えば言うほど

おねえちゃんの泣き声は

大きくなる

 

 

 

痛いーー

 

痛ないねん!!

 

痛いーー

 

痛ないねん!

 

 

このやりとりが

しばらく繰り返される

 

 

弟は

素知らぬ顔で

その場に突っ立ったまま

 

 

 

その後会計が終わって

嵐のように

彼女たちは去っていった

 

 

 

 

 

 

私たちを含め

残された待合室の人々は

 

何とも言えない

複雑な笑みを浮かべながら

 

言葉を交わすこともなく


 

 

 

 

そばにいた次男がぼそっと

 

「子育てって大変だね」

と冷静に言った

 

 

 

「うん……大変だ」

様々な思いが湧いてきたけれど

私はあえて口にはしなかった

 

 

 

 

 

 

そしていま

言葉にしなかった思いを

こうやって書いている

 

 

 

泣き叫ぶおねえちゃんが

欲しかった言葉

 

それは

「痛ないねん」で

はなく

 

「痛かったねー」

の一言

 

それだけだったのだろうなと

 

 

 

ほんとのところ

ママの言うとおり

 

もう痛みなんて

なかったのかもしれない

 

 

彼女はただ

わかってほしかっただけ

 

 

 

痛かったね

よくがんばったね

 

その一言で

彼女はきっと

 

ママにわかってもらえた

という嬉しさで

きっと泣くのをやめていただろう

 

 

 

 

といって私は

その若いママを

責める気持ちは毛頭ない

 

 

 

なぜなら

私はもっとひどいことを

子供たちにしていたかもしれない

って思うから

 

 

 

 

 

0才、2才、4才

3人の子供を連れて

スーパー

病院など

公共の場に行くこと

 

 

 

周りに迷惑をかけないように

しつけができてないと思われないように

 

常に360度

注意をはらいながら

目的を達成するということは

 

正直大変だった

 

 

 

その大変さを

わかってほしい

気づいてほしい

 

だから

あえて大きな声で

叱ったりする

 

 

私は

こんな大声出さなければいけないほど

大変なんです

 

 

 

でも

そこで大変ですね

なんて言われたりすると

 

恥ずかしすぎて

いたたまれなくなるのだけれど

 

 

 

 

 

 

だから

耳鼻科で叫んでいたママの

イライラする気持ちもわかる

 

 

 

でも今は

子供が望んでいることも

わかる

 

 

 

 

 

 

そんなことを

幾度となく繰り返してきて

 

子供たちのこと

たくさん傷つけてきた

 

 

それでも

子供はちゃんと育ってくれる

 

 

 

 

結局のところ

子育てなんて

何一つ出来てなくて

 

 

教えてもらうことは

いっぱいあったけど

 

教えることは

何もなかった

 

 

 

子供はさっさと

親を超えていった

 

 

 

 

 

 

子供が大きくなった今

本当に思うのは

 

 

 

親がすることは

たった一つ

 

 

子供の

邪魔をしない

 

子供を信じて

待っているだけ

 

 

 

 

 

もちろん最初から

信じて待つことはできなかった

 

 

 

私が子供のことを

信じて待つことが

できるようになったのは

 

 

やっぱり

ibマッピングの力が

大きいのかもしれないと思う

 

 

 

あのママさんにも

来て欲しいな

 

 

 

 

 

自分を知って

自分を信じることができるようになると

 

子供のことも

周りにいる人のことも

信じられる自分になる

 

ありがとうございます。

 

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