着物は、洋服に比べて
着物が占める割合は9割である。

しかし、この1割の帯ってのが実に厄介なのだ。
1割しか満たない割にかなりの重要な
要素を含む。


着物に難色を示す人の理由としてあげられるのが
やたらルールが多くて
間違えると困るからという理由があるが

まっそれは
購入する際に定員に聞けば教えてくれるし
ネットで調べればそこそこ出てくるので
今回はその話はやめましょう。


続いてあるのがどうやって合わせていいか
わからないというもの。
こちらの話をしましょう。


私が好きな着物のコーディネートとして
池田重子さんという
ファンも多くいらっしゃいます。
ものすっごい着物のコレクターのお婆様でございます。
私もこの方のコーディネートを本で見てから着物にはまるようになりました。


重子さんのように着物を着たい!!
ということから着物のコレクションを始めたくらいです。
まっ到底足元にも及ばない着物なのですが…。


重子さんのコーディネートを参考に
私なりの解釈による
絶対失敗しない。
着物と帯のコーディネート
の話を今回はさせて頂きます。


まず1つ目のコーディネート術
季節のストーリーを作る

どういうことかというと
例えば春

ピンクの桜が咲いて
そこに菜の花も咲いてます。
そこにてんとう虫が🐞飛んでる
といった事をストーリーとして描きます。


それを着物にしてしまうのです。

着物という大きな面積にピンクの柄の着物
帯に菜の花
帯留めに桜とてんとう虫を🐞

といったようなストーリー性のあるコーディネートです。
池田重子さんのコーディネートで結構多いパターンであります。

うさぎとススキ🐇🌾
でお月見🎑をイメージ
船と波と鳥の絵で
秋の頃の海辺をイメージなど…

こうする事でまとまりのあるコーディネートになりますし季節感がとても出ます。
お店に行かれた際に例えば
紫陽花柄の帯が気に入ったら
に見えるような青系やグレー系の地に
細かいストライプや白い点々柄の着物を探してみてください。
これにの帯留めなどすれば出来上がりです。
連想ゲーム感覚で、ストーリーを作ってみてください。



2つ目が
同じものを選ぶ

例えばこれ
着物には、牡丹とあやめが描かれています。
着物の中に使われている色淡いピンクと淡い紫
これとほぼ同じものを描いている帯
淡いピンクと淡い紫の牡丹にあやめも描かれています。


同じ色合い、同じ絵柄のものを合わせてしまう事で統一感が出るため絶対失敗しないコーディネートとなります。

なんか謎の女性が松の先に佇む神秘的な着物
水色っぽいグレーに松の絵柄が特徴です。
それに合わせる帯は
松の絵柄にグレーグリーンのような帯を
合わせます。
全体的にもやがかかったようで
グレーの曖昧な感じが神秘的な雰囲気となり
統一感を出しました。

これは、振袖です。なので柄がド派手です
大々的にに鶴と松の絵柄が描かれ
赤、緑、白、黄色の色合いが見えます。
これになんかよくわからないが四角の柄ですが
色を合わせて赤と緑、白、ゴールドを合わせて統一感を出します。

着物の色から2、3色選んでその色の帯をすれば
間違いないです。


3つ目が
裏地と同じにする

こちらの大島
着物自体にストーリー性も出せず
着物に柄もなく、色もないといった紬の着物
その裏地はカラシ色でしたので帯もそのまま
カラシ色の帯を合わせます。
着物は歩くと裏地がチラチラ見えますのでここで統一感がでます。


同じように裏地と帯の色を合わせたコーディネートです。多少、裏地の濃淡が違っても統一感が出るので大丈夫です。

この手の地味系着物は、顔タイプによって選ぶキャラクターが違います。
着物と同じ色の帯にしてしまうや、補色の強い色を合わせるなどの違いがありますので紬は難しいかもしれませんが、ソフトエレガントやフレッシュの方ならオススメです。

という事で
池田重子さん風に着こなす
帯の選び方でした照れ