利休梅

　　リキュウバイ　　
　　　　　　　　　　　利休梅は毎年桜の咲く頃に

　　　　　　　　　　　花やさんに少しだけ入荷します。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　少しだけから一本を買い一輪挿しに。

　　　　　　　　　　　茶花によく使われますが、

　　　　　　　　　　　私はまだ切り花以外咲いている

　　　　　　　　　　　木を見たことがありません。清楚な

　　　　　　　　　　　華やぎもあるけれど侘びの表情もある

　　　　　　　　　　　白い花の沢山集まった大きな木を

　　　　　　　　　　　想像してみるのですが形になりません。

　　　　　　　　　　　切り花を見ていると、揺れる

一輪挿しbyきいよ　　　　　　　　　　　　　　　　かんざしのようでもあります。

いつかこの木の下でよもぎ餅の入ったお花見弁当を拡げてみたいと願っているのですが、
もう一つこの樹下で、絹糸を絞るような竹本住太夫の浄瑠璃節を聞いてみたいものです・。