陶芸工房&ギャラリー スタジオきいよ-露草の可愛げ  つゆ草は万葉集では「移ろいやすいもの」

 として歌われているようです。

 朝露とともに咲き、陽が昇ると閉じてしまう。

 帽子の中に隠れるように青い花が咲くのは

 何とも可愛げで、大好きな花のひとつです。

 花は、昼頃には帽子の中に隠れ、溶けて

 次の花の栄養になるとも書かれています。

それも叉、けなげで、ますます愛らしい。

 


つゆ草は我が家の庭の雑草対策になっています。

根が浅く、たちまち増えて、小さな藪になり、大きく日陰を作ります。

雑草なので、散歩をしていると、時々見かけることもあり、

見つけたら5,6本を盗人して、庭に植えると、2年目には小さなヤブに。

最近は鉢植えになって市販もされているのを見つけました。


この小さなヤブの下が日陰になって、他の雑草が生えません。

増えてうるさくなっても、根が浅いので、簡単に抜けます。

抜いたつゆ草を束にしてガラス製の器に飾ってもよし、

陶の器に飾っても涼しげで、花の青の可愛げが際立ちます。


「常磐つゆ草」 も根が庭を這って、白い花を咲かせます。こちらは叉ちょっと違った趣が…。