週刊少年ジャンプ29号の感想です。


ワンピース
ルフィVSシーザー・クラウン。
ルフィはドクドクの実の能力者マゼランとの
戦いの経験から毒が効きません。
これはいけるかと思ったら、なぜか倒れるルフィ
どうなってしまったのでしょうか。
シーザー・クラウンはマゼランのことを
「あんな超人系と・・・」と言っていたけれど、
あれだけ強かったマゼランをこんな風に言えるとは。
これが超人系と自然系の違いなのか。


ローの前に謎の人物が出現。
彼の過去に深く関わっているようです。
ローにとっては予想外の出来事のようですが、
これが今後にどう影響してくるのでしょうか。


ニセコイ
衝撃の事実が明らかになり、千棘は楽を
意識しだします。一方の楽は小野寺さんを
更に意識しだします。
微妙な関係のまま進む三人。


細かなことに気付き、それをすぐに
どうにかしようとするのは楽の優しさ。
これはいいですね。
彼の魅力が伝わってきます。
しかし、その出来事が小野寺さんとの
すれ違いを生み出しそうな展開に。
微妙な関係のまま更にすれ違いとなると
どんどんと悪循環になっていくのは必然。
楽がピンチになっていきそうです。


ハイキュー
天才リベロ西谷夕が登場。更にエースの存在も。
この二人の間には仲が悪いようですが、
果たしてどうなるやら。
西谷は普段はうるさいのにプレーは静か。
この対比がいいキャラ立てになっています。
リベロというのは分かりにくいポジションですが、
彼が語る言葉だけでもその魅力が伝わります。
影山の語りのときといい、この説明は本当にうまいです。


先生が狙っていた監督は名将・鵜養監督の孫である
鵜養繁心でした。あってたけど微妙に違ってて残念。


守護神、エース、そして監督。
新しいチームが出来上がってきそうな気配にわくわくしてきます。


こがねいろ
高校3年生受験の年。スポーツ推薦を狙っていた
巨瀬は負けてしまいダメになってしまいました。
しかし、一般で入学を狙います。
きなたも編集者の夢のため志望校を早稲田に設定。
ひたすらにひたむきに目標に向かって頑張る。
ありがちな展開ですが、受験という形で
描かれているのはジャンプ漫画の中では、
新しいと思いました。
ジャンプ漫画で夢を追うというテーマだと、
スポーツで頂点を目指したりと
派手な形で描かれるのが普通ですが、
悪く言えば地味な手法です。


しかし、それでも、頑張っているみんなの姿が
最後まで丁寧に描かれており、
みんな魅力的に感じられました。
受験の冬を乗り越えて、どんな春が訪れるのか。
想像を膨らませるラストもなかなかよかったです。


黒子のバスケ
試合終了。
負けたことにより、紫はらさんの
バスケに対する気持ちに変化が。
なんだかんだいって、彼もまたバスケが好きな
一人だというのがわかって安心しました。
これから、変わっていってくれるといいです。
天才なんだから、好きにならないと勿体ないよ。
火神も氷室と仲直りできるかもしれないのは
よかったです。


しかし、元キセキの世代の一人という新キャラが登場
灰崎祥吾。最も危険と言われた男。
黄瀬さんがいる海常と戦う相手でもあります。
この次の準決勝で誠凛VS海常をかなり煽っていますが、
これって、海常負けて誠凛がリベンジするフラグとしか
思えなくて怖いです。


銀魂
新章開始。恒道館復興編。
40巻もまたせてというか、2話ぐらいから
既にフェードアウトしかかっていた設定に
やっとスポットが当たるときが。
かっての塾頭だったという新キャラ尾美一(おびはじめ)の
登場といい、なんだかカオス展開になるとしか思えない。
すっごく楽しみです。


めだかボックス
生徒会長が寝ている間に、敗北の大ピンチ。
潜木さんのめだかに一番近いというのは、純粋に
身体能力的な意味なんでしょうか。
だったら誰も勝てないよなあ。


めだかの強さに、人吉への思いを押し殺していた
江迎さんは、決死の覚悟で戦いに挑みます。
絶対に報われることがなくても、
人吉とめだかのために頑張る。
彼女の一途な思いには胸を打たれるものがあります。


そして、最後に球磨川が登場。
ここで登場するなんて、ほとんど主人公だよ。
カッコよすぎです。
その甘さ嫌いじゃないというのも、球磨川が登場
したてのときのセリフですが、ここにきて意味合いが
違ってきていて、マイナスが成長しているんだというのが
分かってうれしいです。


ブリーチ
敵が持つ、卍解を封じるという謎を解くために
部下に後を託して、あえて卍解を使うという手段に
出る隊長たち。
みんなが卍解を使うシーンはビジュアル的に
文句なくかっこよくて素敵です。
結果として、卍解は封じられたのではなく、
奪われたようです。
もし、奪われた卍解を相手が使ってきたら、
これまで最強の手段として、使ってきた技を
今度は攻略していかないといけない。
かなり厳しい戦いとなりそうですが、
どうなるのでしょうか。


ぬらりひょんの孫
非才であるが故に、努力を重ねてきた竜次が
同じく実は非才だった天海を打ち破る。
自分は天才じゃないという限界に気付きながらも、
ひたすらに努力を重ねる。
簡単にできることではありません。
それでも諦めなかったから、限界を超えられた。
竜次もまたすごいキャラなんだと思います。