X-MEN2を観ました。


ミュータントによる大統領襲撃事件が発生。
再びミュータントへの風当たりが強くなっていきます。
その裏では、ストライカーという人物が暗躍していました。
彼の目的は、セレブロを使い全ミュータントを抹殺すること。
X-MENの面々とマグニートーは手を組んで
彼の野望を阻止しようとします。


マグニートーと共闘する展開が見られようとは。
でも、そう喜んでばかりもいられません。
ミュータントのために、人類との共存共栄を目指す
チャールズたち。
ミュータントのために、人類を滅ぼそうと考えるマグニートー。
根底は一緒でもその考えは真逆。
ここで手を組むことができたんだから分かり合えるはず。
そう考えるのは早計というものです。
パイロの子も学校を離れてマグニートーと一緒に
いってしまいましたし、ミュータントの中でも
人類とどう折り合いをつけていくのか、意見が分かれている。
そこが難しいところです。


ローグの恋人が登場。アイスマンのボビー。
二人はローグの能力のために直接触れ合うことが
できない中で、付き合い方を模索中。
初々しい感じが応援したくなります。
ローグの中の、ローガンへの思いは、
あこがれの年上のお兄さんって感じで処理されているのかな。


ボビーの両親は彼の能力のことを全く知りませんでした。
今回の件で、初めて聞かされて動揺。
ミュータントとしての彼を拒絶します。
母親が人間に戻ることはできないのかと聞いていますけど、
子どもとしては愛することができても、ミュータントの
部分は受け入れるのは難しい。
実の親子でさえそうなのだから、全くの他人として
接するミュータントをどうやって受け入れればいいのか。
人類は難しい選択を迫られます。


最後にチャールズたちは、ホワイトハウスで大統領に向かって
人類がミュータントと戦うのか、共存共栄するのかを選べと言っています。
しかし、これは一筋縄ではいかない問題です。
人類がどう決断していくのか。恐怖感を乗り越えて
よりよい選択ができるのかどうか。
ローガンの見守っているという言葉が重く感じます。
シリーズ最終作で描かれるであろうその選択を見守りたいです。