みくるです
少し前に橿原市城殿町の「本薬師寺跡」に行って来ました。
今は土壇と礎石が残るのみなのですが、天武天皇発願の大寺が建っていました。
天武天皇が皇后の鵜野讃良皇女(のちの持統天皇)が病気になった時に「お前のために寺を建てる。だから元気になってくれ」という場面が『天上の虹』に描かれています。
天武天皇は寺の完成を待たずに崩御されたのですが、持統天皇がその遺志を継いで建立を続けられました。
697年7月に行われた「開眼法会」の様子も描かれています。
諸説ありますが、薬師寺の塔は三重なのに六重に見えるように屋根が二段重ねに作ってあるのは、天武天皇と持統天皇の深い絆を表しているとか。
「本薬師寺跡」に行って、『天上の虹』に描かれていることがここで行われていたと思うと感慨深いものがありました
「みくるの森」で「本薬師寺跡」をご紹介しているので、ぜひ見て下さいね
天武天皇発願の大寺【本薬師寺跡】皇后の病気平癒を祈願して建立された官寺
奈良市西の京にある「薬師寺」の東塔と金堂とほぼ同じものが「本薬師寺跡」にも建っていたことが、発掘調査により分かっています。
⇩薬師寺の中門と東塔です。
三重塔はお二人の愛のあかしだったのかも
好きな作品のゆかりの地に住めていることが嬉しくて、それを感じるたびに興奮しちゃいます。
ご紹介した場面は『天上の虹』文庫版第9巻に描かれています。
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