みくるです
『ガラスペンでなぞる恋する古典』をなぞりました。
『源氏物語』第12帖「須磨巻」より、光源氏が紫の上に贈った歌です。
身はかくて さすらへぬとも
君があたり 去らぬ鏡の
影は離れじ
(現代語訳)
わが身はこのように辺境の池に流離してしまおうとも、あなたの鏡に私の姿をとどめて、心はあなたのお側を離れません。
右大臣の政権下で不祥事を起こした光源氏は、須磨の地で謹慎することになり、紫の上との別れを惜しんで詠んだ歌です。
鏡には恋い慕っている人の影(姿)が映るという考え方がありました。
ページの雰囲気に合わせて、セーラーさんの「夜桜」と寺西化学さんの「ナイトタイムソーダ」でなぞりました。
不祥事というのは、他の女性(左大臣家の姫・朧月夜)とのことだったので、紫の上が可哀想でした。
おまけに須磨の地で明石の君と関係を持ちますし
その明石の君との出会が書かれた「須磨巻」は、石山寺で参籠している時に着想を得たそうです。
前回の放送で、まひろとさわが参拝していた石山寺の境内の様子などを「みくるの森」に投稿したので、ぜひ読んで下さいね
石山寺は琵琶湖が見える場所にあります。
「光る君へ公式サイト」で琵琶湖ロケの様子が公開されていたので、放送を楽しみにしています。
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