みくるです
『ガラスペンでなぞる恋する古典』をなぞりました。
枕草子【第130段】
清少納言が藤原行成に贈った歌です。
夜を込めて 鳥のそら音に
はかるとも 世に逢坂の
関はゆるさじ
昨日なぞった『百人一首』の62番と同じ歌です。
鶏の声を真似て朝だと思わせて関所を開けさせた話は、中国に古事によるものです。
これは、行成が清少納言の局に立ち寄り、夜中に早々に出て行った翌朝、「昨夜は鶏の声にせかされて」という言い訳の手紙を送ってきたことからはじまった、2人の応酬の中で詠まれた歌です。
夜中に鶏は鳴きませんよね
エルバンの「アンティークブーケ」とまつぼっくりさんの「雲母ピンク細字」というお気に入りの組み合わせでなぞりました。
書体は秀英丸ゴシックL(モリサワ)、紙はスライトホワイトです。
現代語訳のページは「ビルマの琥珀」でなぞりました。
紙は金門です。
大河ドラマ「光る君へ」では清少納言が仕える「中宮定子」を高畑充希さんが演じられます。
道隆の長女。一家の繁栄を願う父の思いを一身に負い、年下の一条天皇に入内(じゅだい)する。清少納言らが集う、才気にあふれたサロンを作り上げ、一条天皇の最愛の妃(きさき)となるが、悲運に見舞われる。
「中宮定子(ていし)」と覚えましたが、「さだこ」と呼ぶのですね
井浦新さんが演じられている道隆の長女です。
紫式部が仕える「中宮彰子」は見上愛さんが演じられます。
こちらは「あきこ」なんですね。
彰子は道長の長女です。
道隆と道長は同じ一条天皇に娘を嫁がせて寵を争うということで、清少納言と紫式部は色んな意味でライバル視されます
平安時代に興味津々
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