みくるです
『なぞりがき百人一首』をしました。
58番 大弐三位です。
有馬山 猪名の笹原
風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする
大弐三位
(現代語訳)
摂津・有馬山の猪名川沿いに広がる笹原は風が吹くと「そよそよ(そうだそうだ)」と羽音を立てますが、ええ、まさにそうです、私が貴方をどうして忘れたりするものですか(貴方の方こそ最近ちっともいらっしゃらないくせに)
大弐三位は紫式部の娘の藤原賢子のことです。
「藤原道兼の次男・兼隆と結婚」とあるのを読んでびっくりしました
大河ドラマ『光る君へ』第1話ラストの衝撃がまだ冷めません。
(以下ネタバレあり)
幼い頃から想いを寄せている道長が母の仇の弟だなんて、これからどのように展開していくのかと心配していました。
それに加えて、仇の息子と娘が結婚するだなんて、恐ろし過ぎます。
紫式部の母親は早くに亡くなっているようですが、死因は分かっていません。
道兼に殺されたというのは『光る君へ』での創作です。
雅で美しい平安時代のお話かと思っていたのに、ドロドロの展開になるのでしょうか
吉高由里子さんが好きなので苦しい展開になると胸が痛みます
敦良親王の皇子の乳母になった大弐三位は、乳母制度のはしりといえるそうです。
笹原から連想して、『ガラスペンで楽しむインクセット』の「松葉」のインクでなぞりました。
『光る君へ』第1話のタイトル「約束の月」と、第2話のタイトル「めぐりあい」は、紫式部の歌を連想させるそうです。
まひろが逃げた小鳥を探して三郎と出会うシーンは、光源氏と紫の君(紫の上)との出会いを連想させたり、『源氏物語』に詳しい人が嬉しくなる仕掛けが散りばめられているようです。
『あさきゆめみし』は好きで繰り返し読んでいるけれど、田辺聖子さんの訳されてものなどは難しくてなかなか読めずにいます。
新装版の1巻の表紙は光源氏と紫の君が描かれています。
他の方の投稿で角田光代さんが訳された『源氏物語』があることを知りました。
角田光代さんは『八日目の蝉』などを書かれている好きな作家さんなので、『源氏物語』も読みやすいかもと思いました。
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色んな方の訳本が出ていて、ずっと読み継がれて来た素晴らしい作品なのだなと改めて思いました
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