みくるです
『なぞりがき万葉集』をなぞりました。
大伴田村大嬢の歌です。
我がやどに もみつかへるて
見るごとに
妹をかけつつ 恋ひぬ日はなし
巻8-1623 大伴田村大嬢
家の庭に色づいたかえでを見るたびに
あなたのことを恋しく思わない日はありません。
歌だけ見ると恋の歌かのようですが、題詞に「大伴田村大嬢与<妹>坂上大嬢歌二首」とあります。
妹の「大伴坂上大嬢」にあてた相聞歌二首のうちの一首です。
カエデの名は、葉の形が蛙の手に似ていることから「かへるて」と呼ばれていたものが変化したものとのこと。
知りませんでした〜
プラチナ万年筆さんの『プレピー 0.3細字』でなぞりました。
mizutamaさんコラボデザインのものを使っています。
解説に「血色のよい輝くような坂上大嬢の容貌を鮮やかな色づいたカエデの葉にたとえて」とあるのですが、坂上大嬢は美しい女性だったのでしょう
大伴家持がナデシコに例えて恋心を詠んでいます。
「みくるの森」でご紹介しているので、ぜひ見て下さいね
見て下さってありがとうございます
ランキングに参加しています。
クリックで応援お願いします。
塗り絵ランキング