みくるですニコニコ


『なぞりがき百人一首』をしました。



33番 紀友則です。



ひさかたの 光のどけき

春の日に

静心なく 花の散るらむ

紀友則


日の光がこんなにものどかな春の日なのに

桜はどうして落ち着きなく散っていくのだろう


紀友則は「土佐日記」の作者の紀貫之(35番)のいとこです。

40歳くらいまで無官だったがでしたが、歌人としては名高く、古今集の選者で、三十六歌仙の一人です。



お花見が庶民の行楽として今日のような姿になったのは300年前のこととのこと。

「暴れん坊将軍」で有名な八代将軍徳川吉宗の時代ですニコニコ


散る桜を思わせるエルバンさんの「アンティークブーケ」でなぞりました。






散る桜を見てどう感じるかはその時の気持ちに左右されると思います。

悲しいことがあった春は柏原芳恵の「春なのに」を口ずさみ涙したりタラー…古いですが〜アセアセ

今年は散る桜を美しく風情のあるものだと思えた春でした口笛


西に大和平野を、東には三輪山を一望できる素晴らしい眺望の桜井市井寺池からの眺めです。



桜吹雪が舞っていました。



池の畔に川端康成揮毫の歌碑があります。


大和は 国のまほろば

たたなづく 青がき

山ごもれる 大和し 美し

(古事記・中巻 倭建命)



この歌碑を建てる際、川端康成は池のほとりに約2時間たたずんで、ここに建てて欲しいと言ったと伝えられています。


川端康成もこの景色を見て大和の美しさに感動したのだろうかと思うと嬉しくなりましたラブ


見て下さってありがとうございますラブラブ