みくるです
二十四節気は「啓蟄」に入りました。
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じるさわやかな風と、麗らかな春の光の中で生き生きとしています。
『こころやすらぐ日本の七十二候ぬりえ』より
【啓蟄/初候】蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく)を塗りました。
【本文より】
もぞもぞ、のそのそ。
冬ごもりをしていた虫や動物たちが、姿を見せ始める時期です。
「蟄」は冬眠している生き物を意味し、「戸を啓く」は、土の扉を虫たちが押し開く様をあらわしています。
春の陽気に誘われて、外に出たくなるのは人間も同じ。
吹き抜ける春風が、土や花、若芽の香りを運んできます。
七十二候には馴染みの無いものが多いですが、二十四節気の方はよく耳にします。
「啓蟄」は冬眠している生き物が土の扉を押し開く様をあらわしていたのですね。
虫とは言っても、冬眠から目覚め始めるすべての生き物のことを表しているそうです。
『トンボ色鉛筆』で塗りました。
井沢元彦さんの『逆説の日本史シリーズ』が好きです。
と言っても好きな古代のことが書かれている4巻までしか読めていないのですが〜
最新刊は27巻『明治終焉篇』で、まだ続きそうです。
素晴らしいライフワークだと思います。
著者の井沢元彦さんがYouTubeをされていることを知ったので、最近よく見ています。
その中で暦の話をされているこちらを昨夜見ました。
昔の日本の暦は新月から始まる「太陰太陽暦」でした。
「本能寺の変」は旧暦の6月2日の未明に起きたので、その時はまさに新月だったとのこと。
その日は闇夜でした。
辻斬りは満月に多いとも仰っていたのであの日は?と思い調べました。
例えば、「赤穂浪士の討ち入り」は12月14日(15日の未明)でした。
満月の日です🌕
闇夜に隠れてと言いますが、月明かりが無ければ漆黒の闇だったのでしょう。
昔の人は月を見れば大体の日付が分かったのですね
今日は旧暦の2月16日、今夜は満月「ワームムーン」です。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
移り変わる季節を細やかに感じ、日々を大切にしたいと改めて思いました。
見て下さってありがとうございます