麻酔はもちろんちゃんと効いていて
手術が始まった。
自分の目の前には目隠しがされていて
手術がどのように進行してるかは
全く見えないようになっている。
なので、逐一(ちくいち)何がどうなってるかを
横にいる助産師さんに
実況して貰うように頼んでいた。
いきなり泣き声が聞こえたり
いろいろ見逃さないようにと。
そして、
今切ってますからね〜
もうすぐ赤ちゃん出てきますからね〜
の後に
押される感じありますから頑張ってくださいね〜
って言われたあとに先生が
心肺蘇生をしてるみたいな感じで全力で
私のお腹をグイグイ押し始めたのだ。
押される感じってもはや押してるやん！
って思いながら
先生の押すタイミングに合わせて
ひっひっふーーのように
息を吐き出す私(笑)
痛くはないけどめっちゃくちゃ苦しかった。
心の中では、
こんなの聞いてない！
って思ってたw
もう赤ちゃんの頭見えてますからね〜
って言われてもなお
お腹を押し続ける先生。
え？切ったらもっと
サクッと出てくると思ってたんだけど？
と、
ドラマ「コウノトリ」で見ていたような
カイザーではないのを痛感していた。
