この連休から子どもが発熱のため、内科を受診。

いつもは穏やかな先生が、今日はキツ目な対応。

そして、帰りに寄った和菓子屋のおじさんも

いつもは朗らかなのに、今日はツンとそっけない。


さて。

いつもの私ならこれをどう感じるか?


先生は、私の要領を得ない喋り方に苛ついたのかもしれない。

ギリギリの時間に診察に来たのが悪かったのかもしれない。

時々しか来ないと言ってたのは、困った時にだけ来るなということ?


和菓子屋のおじさんは、私の態度が悪いと感じたのかな。

注文した数が少なかったのかな。


常に、

私が悪いんだ!

私に原因があるからいけないんだ!

と、思っていました。


更に、

私が悪いから、この人は怒っているんだ

だからきっと、

私のことを要領を得ない馬鹿な奴と思っているに違いない。

私のことを態度の悪いマナーがない女だと思っているに違いない。

と、勝手に思い込み、傷つかないようにガードを固めて殻に閉じこもっていました。


うん、今書いてみてもおかしな考え方。

どれだけ局所的な見方で狭い考え方なんでしょう。


先生は忙しくてたまたまそんな態度になったのかもしれない。

そもそも、そんなつもりはなかったのかも。

和菓子屋のおじさんだって、たまたま機嫌が悪かったのかもしれない。


どちらにしても、私が悪かったから、ではありません。

彼らだって人間ですし、それらは本人達の問題です。

私がいちいち反応する必要はない。


もし、仮に私に原因がある出来事があったとしても、

反省して次は気をつければ良いだけのことです。

(思い返して、羞恥で悶絶したりするかもしれないけど)


何故、このように考えられるようになったのか。


カウンセリングで自分の考えていること、感じていることを

包み隠さず話すことで自分の癖のある考え方に気づき、

客観的に物事を見られるようになったからだと思います。


きっとこの人はこう思っているに違いない。

だからこういう態度をとるんだ。

でないと説明がつかない。

絶対そうだ!

という強い思い込みからネガティブな妄想を駆り立て、

それを現実だと思い込む。

そして、傷つけられたり攻撃されないように心を閉じる。


これの繰り返し。


以前、主人から私の思い込みの強さについて

指摘されたことがありました。

でも、私自身は、人の話は聞くし偏見も持たず柔軟な考えができている、

と思っていたので、認めることができませんでした。


だけど、このことをカウンセリングでつらつら話していると、

あれ?これっておかしくない…?

と、疑問に思ったのです。


普段ならこんな事を誰かに話す機会なんてないと思います。

こうやって勇気を出して誰かに話してみると、

意外とたくさんのことに気づきます。

目からウロコです。


話すことで自分を第三者的な目で見つめることができ、

自分の悪い考え方、問題点に気づき、自覚することができました。


それだけでも負のスパイラルから抜け出せそうですけど、

ここでレイキの性癖治療でトドメをさします。

自分の問題点や悪い考え方をする癖を治していくのです。


現在はだいぶんその強い思い込みから解放されたと思います。

ものの見方も変えることができるようになってきました。

些細なことだけど、例えば、野菜のいつもの切り方を変えてみる。

そうすると、切り口や食感が変わってちょっとした驚きになったり。

どうして今まで、この料理にはこの切り方にしなくちゃイカン!

と思い込んでいたのでしょう。


無意識にこういうものだ、こうあるべき、

と考えているものってたくさんあると思います。

それらを別の角度から見られるようになると、

すごく視野が広がって世界が広くなります。


なんだか少しずつ目が覚めた感じがして、

十数年ぶりにワクワクするのです。


私の死んでいた心が、十数年ぶりに(笑)