おはようございます☀
成年後見センター支援員としての活動をしました。施設訪問です。
被後見人さんは具合が悪くなりお見取りの状態となっていまして、ベッドで休まれているのを見守ってきました。
私が支援員になり、この被後見人さんと面会が始まって2年5か月。人の終末期にゆっくりと老いていく姿を毎月の訪問を通じて勉強させて頂いたような気がします。
最近よく思うのは人が産まれてから10年以上あらゆる人の助けがないと生きていけないのと同じで、終末期になったらゴールは亡くなることですからそこにむかって徐々に出来ないことが増えていくのは当たり前のことなのかなということです。
おひとり様などで「兄弟や周りの人に迷惑をかけたくない。」とおっしゃる方は多くいますが、突然死や事故にでもあわない限り、年と共に不自由になることも増えてきますので「老い」を受け入れて、人に頼る事を遠慮なくしていいのではないかと感じたりしています。
それまでその方もきっと誰かを支えていたこともあると思います。人は支え合いながら生きていく生き物なのではないかと思います。
「人は老いたら出来ないことが増える」ということを念頭に考えたらご自身が納得する人に頼る方法を準備して安心、安全な老後を送ることができるのではないかと感じています。
(追記)
被後見人さん、お亡くなりになったと連絡がありました。昨日お会いして今日、亡くなられました。私の都合のいい解釈をさせて頂くと、最期のお別れができるように待って下さっていたのかもしれません。ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。支援員の活動も昨日で終わりとなりました。