列車に乗車しているときでした。親子で別々に座っていましたが、駅に到着して乗客の降車後にお子さんのとなりの席が空いたので、親御さんが移動されました。
親御さんが席を移動する前にとなりに座っていた方(以下、「その方」とします。)が、座席にあった小型のモバイルバッテリを見つけました。その方は、降車した乗客の所有物と思って、列車から降車して近くの方に手渡ししました。
その方は列車に戻ってきましたが、小型のモバイルバッテリが親御さんの所有物ではないかと気づいて確かめたところ、親御さんの所有物ということでした。座席を移動する際に、持ち忘れたようでした。
列車は発車してしまいました。
その方は、親御さんに対して申し訳ないことをしてしまったと謝っていました。親御さんは、それほど気にしている様子はなかったです。
機転を利かせた対応が、誤ったことになってしまうのは、心苦しく感じます...