この世の中にあるすべてのことには「本質」がある
物事には必ず本質が存在すると思われる。しかし、世の中には本質をデコレーションしすぎて何が何だか分からなくなってしまっているものが多いのではないかと思うことがある。
人の本質はなんだろうか?
と考えてみてほしい。
僕は人の本質は、「考える」ことだと思う。
デカルトを特に、敬愛しているとかそんなことはないですが、大学で哲学を学んだ時に
「なるほど」と思った。
しかし、その考えることを諦めてしまっている方たち(意識しているのか無意識なのかはわからない、意識しているのなら、それは考えていることになるのか)がいるように思える。
もちろん、それが悪いと言っているわけではないので、勘違いなさらぬよう。
本質を見抜くというのもやはり考えなければ見えてこないことが多い。
それらを見落としてデコレーションされたものにしか目を向けることができなくなるではないか?と心配しているのである。
大きなお世話だと思う方は、読み飛ばしていただきたい。
つまり何が言いたいのかというと、
詐欺にあったり騙されたり流されたりしやすいということだ。
よく「自分を持っている」と表現する人がいるが、それが何を意味するかまだ僕にはわからない。
「ぶれない人」とか「芯のある人」を指していると聞いたことがあるが、おそらく上で述べた「考えることができる人」を指しているのではないかと推測される。しかし、考えていても考えたうえで流れに乗ることもあるのではないかと思われるので不正解か。
もしかして鉛筆にそっくりな人のことを言うのか・・・・
なんにせよ、冷静に客観的に事象をとらえ判断できることが安全ではないだろうかと僕は思っているというだけである。
クーリングオフという制度があるが、
これは、訪問販売などで、うまい言葉に騙されて(言葉がよくないですが)買ってしまったものの、後々考えたらいらない、どうしよう、というときに使う制度だ。
「クーリング(cooling)」、つまり、頭を冷やしてみたら
「オフ(off)」、やっぱやーめた
という意味である。
これは一定期間内に一定の手続きを取らなければならないので一刻も早く頭を冷やす必要がある。
こういう制度があるのも、やはり被害者(言葉がよくないですが)が多いからではないだろうか。
常に冷静で客観的に物事の本質を見抜く力を養いたいものだ。
あとは失敗を避けるため(つまり成功するため)には判断力・計画性・行動力といったところか・・・