私は再び日吉キャンパスに立っていました。
この年に履修したのは、図書館情報学と公共経済学。

図書館情報学は、これから卒論に向けて本格的に取り組むために、ぜひ受けておきたいと思っていた科目でした。
論文検索の仕方、資料の探し方、大学図書館の利用方法——
知識の扉を開くための「鍵」を学ぶ講義でした。

画面の中での授業ではなく、実際に教室で先生の話を聞きながら、“情報を探す”という行為の奥深さを改めて感じました。
本を探すということは、単に情報を得ることではなく、自分の思考を広げていく旅でもあるのだと。

そして、この夏はもう一つ、忘れられない思い出があります。
お昼の時間、初めて他の受講生たちと大勢でランチをしました。
通信教育を始めてから8年目——
これまで一人で食事をとることが多かった私にとって、笑いながらお昼を食べる時間は、とても新鮮で、胸があたたかくなりました。

食後には、数人でクレープを食べに行きました。
そのお店は、前年に受けた経済政策学の教授の通学生ゼミで“フードロスをなくす研究”の一環(だったと思います😅)でマリオンクレープさんとコラボした店舗。
前年、1人で食べる勇気がなくて、買いそびれてしまい心残りだったクレープを仲間と食べることができて、私のキャンパスの良き思い出となりました。