と、いう軽い気持ちで半年前にお茶の体験教室に行ったら、
その先生(女性)が、めちゃくちゃ格好良くて(笑)
そのまま半年間先生の教室に居ついてしまいました。
もともと覚えが良くないうえに、引越が決まってからは月に一度しか伺ってないので毎回毎回忘れてしまって、浦島太郎状態な私ですが、
師匠は毎回懲りずに丁寧に教えてくださいます
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
今日は私は引っ越し前の最終日だったのですが、
初めての生徒さんと同席できたおかげで、一番初めに師匠から伺ったことを改めて、教わることができました。
きっと、初心忘れるべからずということなのでしょう。
今日は、イレギュラーなタイミングでお茶を飲み終えてしまって(笑)
和敬清寂の「寂」を身を持って体験してしまいました。
お点前は一回一回全て違うし、びっくりすることも起こる…
そのときは、手順なんてなくて、心静かに、その瞬間で一番良い方法をとるしかないのだと、改めて身にしみました。
こういうところとか、「服の良きようにたてよ」…とか、
パン作りのときも、毎回少しずつ気温が違ったり、
発酵具合が変わったり、
オーブンの機嫌が変わったりするけれど、
その瞬間で、おいしいパンをつくる方法を探す
そういう根っこのところは変わらないのかもしれない。
と、いうか、これはそのまま日々の生活全てにも、言えることなのでしょうね(笑)
同じ瞬間も、出会いも、必然だけど二度と来ない。
お稽古の日は、雨の日以外は着物で行くと決めている。
着付けも実は同じ師匠から教わって、なんとか自分で着られるようになったところ。
師匠のように、着物を格好良く着こなし、流れるような所作で、地の言葉(師匠の場合は京都弁)を雅に使いこなし、格好良い大人の女性でありながら、かわいらしさを忘れない…
そんな女性になりたいものです。
私は、まだまだ粋に着こなせているとは言い難いけれど、30年ぐらいたったら少しは板についているだろうか(笑)
操る言葉は会津弁だけど、他は師匠のような粋でしなやかな女性になっていたいな…と、そういう年月の過ごし方をしたいと思う。
着かたを忘れないように、戻ってからもぜひ着物を着る機会を作りたい(笑)
これから暑くなるので、
今年の会津祭(9月後半)の頃に、朱色の派手な(笑)着物でフラフラ歩いている私を見かけたら、
会津近郊の皆様、
あぁ練習中なんだな…と思って温かい目で見守ってやってください。
さて、引越も一段落したし、帰って着物しまったら、5日ぶりにパン仕込もうかな。
あ、でも宿題(パンの食べ方説明書の原稿)やらないとそっちもすすまんし、そっちはそっちでやらななぁ…