短編小説 魅惑の催眠舞踏家 『相川 葵』 | 相川葵オフィシャルブログ Powered by Ameba

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短編小説

魅惑の催眠舞踏家 『相川 葵』


都内のタワーマンションのパーティールームに10人の男達が集まっていた…

高層階から眺められる、夜の東京の美しい夜景は、これから行われる魅惑の時を演出するには充分であった…



集められた男達にはある共通の目的があった。  男達は、『女催眠術師 相川 葵』 の催眠奴隷になる為のセッションを受けに来ているのである。

男達は自ら望んで、相川 葵の催眠奴隷になりに集まったのだ。 相川 葵は最近話題になっている女性催眠術師であり、多くの男達が彼女の催眠奴隷になりたいと望んでいる…

今回はインターネットの応募によって、相川 葵の催眠奴隷セッション受けて、催眠奴隷になる10人の男達が集まっていた。

男達はパーティールームのソファに静かに座っていた。 このセッションに来てから、まだ女催眠術師 相川 葵の姿を一度も見ていなかった…

一体どんなセッションになるのだろうか? そんな期待を胸に抱きながら、美しい夜景を観ながら、心を躍らせていた…

すると、別室のドアが開き、ドアから一人の女性が姿を現した。 艶やかな着物を身にまとった美しい女性…

男達の視線が一斉に、その女性に向けられた…

相川 葵だ!! 男達の心は高鳴る…

相川 葵はゆっくりと男達の前に歩み寄ってきた… そして、ソファに座っている男達の目の前に立ったが一言も言葉を発さないばかりか、節目がちで視線すら合わさなかった… 

しかし、その姿には何とも妖しげな色香を漂わせていた… 男達はその妖しげな魅力に時が止まってしまったかのように固まってしまった…

すると、相川 葵がゆっくりと動き始めた… その動きはまるで舞いのようである。

その動きの一つ一つは洗練された美しさで、まるで天女の舞であった… そして、その舞いから放たれる甘美な香り… まるで春風のような、甘く、心地良い香り… その香りが男達を桃源郷へと誘っていくようであった。

時折、美しく舞う葵の瞳が男達に向けられる…その瞳は男達の心を支配する魔性の瞳で、見つめられた男達の心はだんだんと葵によって支配されていく…

男達はもう葵の舞いから目を離すことが出来ない… 彼らはすでに葵の催眠術にかかり始めていた…

可憐に舞う相川 葵… 春に咲く一輪の花のように麗しい…

そして、葵の舞いが静かに幕を下ろした… しかし、男達は舞いが終わっても、ぼんやりとして、まるで舞いに魂を奪われてしまっているようであった。

ここで初めて葵が言葉を発した。 「みんな今日は、葵の催眠奴隷セッションに来てくれてありがとう!! 今、見てもらった舞いは、『春眠の舞い』と言って、小春日和の暖かい風に包まれたイメージの舞いよ。とてもリラックスできたでしょう??」 葵が妖しく微笑みながら男達に説明した。

しかし、葵の問いかけられた男達の反応は鈍かった… ぼんやりとしてただ葵のことを見ていたのだった。

「うふふ…ちょっと、『春眠の舞い』が効きすぎちゃったみたいね。 じゃあ、これからみんなを深い催眠状態にして、葵の催眠奴隷にしてあげるわね!! さぁ、みんな私の目を見なさい!!」 葵が言うと、ぼんやりとしていた男達の視線が葵の瞳に注がれた。

「みんな、私の瞳をよ~く見てみて… だんだん瞳に吸い込まれていくでしょう… とても気持ちが良くなってくるわ…」 

男達はまるで、甘く暖かい春風を浴びているような心地よさを感じながら、葵の催眠術にかけられている… その気持ち良さは今まで感じたことが無いものだった…

「さぁ… だんだんと瞼が重くなって閉じてしまう… ほぉら…もう、目を開けていられない… 何も考えられない… 私の声だけが心に心地よく響いてくる…」 その葵の言葉に男達の目が閉じていった…

心地良さそうに眠る男達… そして、これから葵の催眠奴隷へと調教されるのである…

「あなたたちは私の催眠術にかかっているわ… 私の催眠術にかけられると、とても気持ちがいいでしょう… そして、これからあなたたちを私の催眠奴隷にしてあげるわ… いいわね? わかったら返事をして…」

「はい…」 男達は気持ち良さそうに返事をした。

「よく出来ました!! じゃあ、まずはそのまま目を開けて。 でも、目を開けても催眠状態よ…」 葵の命令に従って男達はゆっくりと目を開けた…

男達は目を開けてはいるが、その視線は全く定まっていない… 虚ろな目でぼんやりとしていた…

「みんな、立ち上がって!!」 男達は命されたとおり、座っていたソファから立ち上がった。

「そのまま立っていなさいね!! みんな、これから私の言うことを復唱しなさい。 いいわね?」

「はい…」

「いい子達ね!! では、『私は今、葵様の催眠術にかかっています』 さぁ、言って御覧なさい!!」

「わたしは… いま、葵さまの…さいみんじゅつにかかって…います…」 男達はゆっくりとした口調で一斉に復唱した。

『葵様の催眠術にかかって、とても気持ちがいい』 

「葵さまの…さいみんじゅつにかかって…きもちがいい…」 その言葉に男達の表情が気持ち良さそうな表情に変化した…

『私達は葵様の催眠奴隷になりたい』

「わたしたちは…葵さまの…さいみんどれいに…なりたい…」

『葵様。 私達を催眠奴隷にしてください』  

「はい!! 言ってみなさい!!」 葵の表情が妖しく変化した。

「葵さま… わたしたちを… さいみんどれいに…してください…」 この瞬間、男達は葵の催眠奴隷になった。

「いいわよ!! あなた達は今から私の催眠奴隷になったのよ!! これからは葵の為にいろいろと協力して頂戴ね!! 『私達は、葵様の催眠奴隷です』 さぁ、言って御覧なさい!!」

「わたしたちは 葵さまの催眠奴隷です…」 男達は嬉しそうに言った。

「それじゃあ、今から私が指を鳴らすと身体の力が抜けてソファにもたれかかってしまうわよ。 そして、そのまま眠るのよ!! わかった。 葵の催眠奴隷達?」

「はい…」 

「じゃあ、眠りなさい!!」 葵が高らかに指を鳴らすと、催眠奴隷達は糸の切れた人形のようにソファに崩れ落ちて眠りに落ちた。

その様子を見て、葵は呟く… 「これで、また新しい催眠奴隷が増えたわ!! これからも、もっと催眠奴隷を増やしていかなくっちゃ!!」 

美しい夜景を眺めながら、葵は妖しく微笑んだ…

魅惑の催眠舞踏家 『相川 葵』 終