大変遅くなってしまいましたが

3.11 坂の上の雲ミュージアムでのリサイタル、路上ライブ

無事に終えることができました。

足を運んでくださったみなさま

有難うございました。


想いがいっぱいありすぎて

なかなかまとまらず

ゆっくり向き合ってお伝えしたいと思い

間を空けてしまいました。

ごめんなさい。

ひとつひとつ綴っていきたいと思います。


今回

共演者であり、大好きな心の友

" わっきー "こと脇山尚美ちゃんにラブコールをし、共に出演していただきました。

最初にお届けしたのは

気仙沼の誰もが知っている『海潮音』(みしおね)という曲を

気仙沼の大漁旗で作られた半纏を着て

歌×篠笛×東北の民俗舞踊を織り交ぜ、披露させていただきました。











これまで何度か単独で『海潮音』を披露してきましたが

今回、初の二人態勢。

篠笛を加えたり

ハモリをつくってみたり

躍りがパワーアップしたり

わっきーのお陰で世界がぐーんと広がりました。

この週は誰よりも仕事を抱え多忙であったにも関わらず

本番直前まで真摯に共に創りあげてくれたわっきーには感謝の気持ちでいっぱいです。

そんなあなたの真っ直ぐな瞳をみて誰が気付くでしょうか・・・

本番、衣裳を裏表逆に着ていたなんて。

私すら気付きませんでした。笑

お茶目な彼女の存在にとても助けられました。

ありがとう、わっきー。


また、残念ながら写真はないのですが

震災後、気仙沼の高校生との交流を続け、昨年気仙沼に視察に行かれた済美高校の生徒さん達のお話も聞かせていただきました。

ひとりひとりが震災と向き合い、まっすぐな目で見て感じた想いを、それぞれの言葉で語ってくれました。

このイベントの前に大きなステージで報告会をしてきてくださったとのこと。

一言一言に説得力があり

私もあらためて考えさせられました。

お会いすることができて、本当に嬉しかったです。


最後は

『お遍路バッハ』ピアニスト 上尾直子さんとの共演。

気仙沼出身のシンガーソングライター  畠山美由紀さんが震災後、気仙沼を想ってつくられた『わが美しき故郷よ』の詩の朗読と歌をお届けしました。

気仙沼の方言での朗読。




上尾さんの祈りの込もった伴奏で歌わせていただぎした。


今回『この作品を是非やってもらいたい』と依頼をいただいたのですが

私にとって畠山美由紀さんは憧れの存在で、この作品も大好きでした。

いつか挑戦させていただきたいと思っていたところ

5年目となる3月11日に機会を与えていただきました。

気仙沼のぬくもり、愛がつまった作品を

あの日、あの空間でみなさまに届けられたこと

忘れません。

出演者。

左から

脇山尚美ちゃん。

ピアニスト 上尾直子さん。

そして、総合司会 産経新聞記者である黒田仁朗さん。

黒田さんは震災後、何度も気仙沼を訪れ

愛媛と気仙沼を繋げてくださり、様々なご縁を繋いでくださった方です。


沢山の方に支えられ

生かされている。

有り難くて幸せだなと

震災以降、あらためて感じることばかりです。


・・・続く。