こんばんは🌙


いつも読んで下さって

ありがとうございます☺️

いよいよ毒親エピソード

10個目の記事になります!


長くなってきたので改めて。

このブログの目的は

過去を語って不幸自慢をしたい訳ではなく

その壮絶な過去を乗り越えた今の私が

同じように生きづらさを抱える方の

力になることを目的としています(*ˊᵕˋ*)


という訳で、今日も前回の続きから

書いていきますね!

今回はどん底だった私に

少し光が見えてきます!




弟の子育てと

派遣のお仕事、そして援助交際

追い詰められていた私の状況に

1つの転機が訪れました。


それは派遣の携帯販売のお仕事でした。

お仕事内容としては

よくある家電量販店の携帯コーナーで

契約を獲得して

手続きをするというものでした。

多分見たことある人や

実際契約したことのある人も

多いのではないでしょうか?


私が派遣されている家電量販店は

店長がかなりストイックかつ

変わった人で

私は「若い女」というだけで

毛嫌いされていました。

挨拶をしても無視、

聞こえる所で悪口を言われるなんて毎日。


仕事を教えてくれる

同じ派遣会社の先輩はいましたが

悪い人では無いのですが

やはり店長には頭が上がらず

私の扱いにも見て見ぬふりでした。


そんな職場で働きづらさを

抱えていた私ですが

ある日、1本の電話がかかってきました。


相手は派遣会社の社長でした。

話すのは実は初めてでしたが

豪快に話す優しそうなおじさんで

緊張もすぐに溶けました。

社長は挨拶もそこそこに

私にある提案を持ちかけました。


「もうすぐ○○(携帯会社)の店舗ランクが決まる。今よりもランクをあげられたら、福岡に新しくOPENするお店のオープニングスタッフとして、転勤させてやる。」


私が担当する携帯会社には

(たしか)年に2回売上に応じた

ポイントごとにお店のランクが決まる

イベントがあります。

ランクが高ければ販促物や販促費

デモ機と呼ばれる、お客様が触れる見本を

優先的に与えられます。


今回のランクが決まる締切まで残り2ヶ月

県外に転勤出来れば

母や兄弟とも物理的に離れられる。

今の生活から抜け出せるかもしれない。

少し光が見えた気がしました。


でも、引っ越すとなれば

新しい家の保証人などが必要になるけど

家族の協力を得るのはほぼ不可能。

そもそもバレたら妨害されるに決まってる。


そう思った私は

その提案を受ける前に家庭環境について

社長に話すことにしました。


もちろん全てではないけど

家族仲が悪く

それ故に家族の協力を得るのはむすがしい事

転勤は進んでしたいが

引っ越す日まで家族には内密で行動したいこと

それらを簡潔に社長伝えました。


私の話を聞いた社長は

思いのほか明るい声で


「引越しに関することは任せてくれ。

大変だと思うけど今はランクを上げるのに集中してほしい。」


そう言って全面的に協力してくれることになりました。


それからの2ヶ月は

がむしゃらに頑張りました。


当然ながらその間も

家庭内の環境は一向に

変わることはなく

兄は毎日スロット三昧のニート生活

なのに母はなにも言わず


姉は無関心を貫くキャバ嬢

同じく母はなにも言わず


一方で母は私には兄弟とは

180度真逆の態度を取りました。


弟がお腹が空いて泣いていても無視

おむつが汚れて泣いていても無視


本当に同じ人間なのか


どうして泣いている赤ちゃんを放置できるのか

信じられませんでした


私が仕事から帰ってきたら

弟が泣いていることもあり

青ざめた事が何度もあります。


「お腹空いて泣いてるんだよ?

ミルクぐらい作ってあげてよ」


私が何度言っても


「面倒くさい。なんで私が」


そう言われるだけで

兄弟はもちろん、母には親の自覚なんて

これっぽっちもありませんでした。


そんな母にATM兼ベビーシッターとして

扱われ続ける日々により


私の左腕にも

どんどん傷が増えていくばかりで

ついには切るところがなくなり

二の腕にまで傷が到達しました。


つらくてつらくて、

死にたいと思わない日はありませんでした。


それでも、ここから離れられることだけを希望に

毎日必死に生き抜きました。


結果、ランクを上げることに成功して

私の福岡行きが決まりました。


まず、家を決めるために

1度福岡に行く必要があったので

母には研修だと言い張って

日帰りで福岡に赴きました。


社長の知人に不動産関係の方がいて

幸い手続き関係は

割と簡単に済ませられました。


何件か内見した中で決めたのは

2階建てのアパートの一室で

間取りは1K+ロフト

敷金礼金なしという物件でした。

少し手狭でしたが

このまま実家で

母の奴隷として暮らし続けるより

ずっとずっとマシでした。


家が決まると次は引越しの準備です。

いきなり沢山の物が無くなるのは怪しいので

新居に持っていくのは

最低限必要なものだけにして

あとは引っ越した先で買うことにしました。

持っていくものを決めたら

母や兄弟がいない間に集荷に出しました。

どうしてもバレるのが怖くて

ダンボール1個分の

荷物しか無かったと思います。


そうして入念な準備を終えて

ついに決行の日がやって来ました。


すでに荷物は送ったあとなので

私は普通に仕事に行くように家を出て

そのまま福岡に向かいました。


バレないかヒヤヒヤしていましたが

この時の私は


「あぁ、やっと解放されるんだ」


という安心感でいっぱいでした。



これで私の人生は良くなると思っていました。


しかし、そう甘くはありませんでした。


この引越しがあんな事態を引き起こすとは

この時予想もしていませんでした。


長くなったので

続きはまた次の記事で書きます✍️

まだまだ波乱が待ち受けています😭