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このところ同居している娘の仕事が超多忙。

毎日夜遅くに帰ってきて、ソファに倒れこんでいる。

 

でも、食欲はある。

「夕ご飯、少しでいい」と言いながら、もりもり食べる。

ま、母のご飯は美味しいからね。

 

これで私の亡き後、元気でやっていけるのかしらと、心配にもなるけど、

だいたい、何事も、いなきゃいないで何とかなっていくものですよね。

 

つい最近、23時過ぎに帰宅して、ソファーに倒れこんで、

「あー、嫁が欲しい。。」ですって。

 

気持ちはわかります。

疲れて帰宅したら、「お風呂とご飯どちらになさる?(古い!)」とか聞いてくれて、

甲斐甲斐しく世話などされたら、それはもう、疲れも吹き飛ぶでしょう。

 

でも、それは残念ながら結婚の幻想です。

結婚生活で自分の癒しだけ求めていたら、うまくいなくなること必至。

もっと疲れが溜まります。

 

それに、あなたは「女」ですから、

「嫁」はもらえません。

 

冗談はさておき、「女の役割」という固定観念を疎んでいたあなたの中にも、男女の役割という固定観念が染み込んであるのですね。

 

などど思っても、そんな、もっと疲れさすようなことは、私は言いませんよ。

頑張れ!と、心の中でエールを送りながら、美味しいご飯を用意します。

これも「私の心と体が元気なうちだけ」という、期間限定ですけど。

 

何はともあれ、娘よ、若く頑張りがきくうちに、やりがいある仕事を持つ貴女は幸せですよ。

「フレーフレー!」

 

 

散歩道の「皇帝ダリア」

 

 

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