今は情報網が発達してて、知らなくてもいいような情報まで入ってきます。
先日ちょっとした好奇心で検索した結果、哀しい事実を知ることとなりました。
学生の頃ファンだった(当時『推し』という言葉はなかった)人が不祥事で事務所から契約解除されてました。
知りたくなかった~~~
みんな、今の推しが道を踏み外さないようにしっかり応援してあげてくれ。
それでは、今日も一日元気に笑顔で行ってきま~す。
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『お探し物は図書館まで』(著/青山美智子)
人生に躓いてしまった人が、導かれるように訪れる小学校脇のコミュニティハウス。
その中にある図書館に鎮座するのが司書の小町さゆりさんだ。
さゆりさんは本を探しに来た人に、探していた書籍と人生に必要な本を教えてくれる。
そして付録と称してとある小物を渡してくれるのだが、それは読んでのお楽しみ。
全5編からなる連作短編集。
主人公はお話の度に変わるけど、別のお話で前の主人公が出て来たり、後から出てきた人が前の話に関わっていたりと、本編では語り終わった登場人物のその後、あるいは以前の姿を知ることが出来る。
それは、自分が一歩踏み出すと違う社会(繋がり)の中に入って行けるのだと教えてくれてるみたいだ。
この図書館にはもう一人、司書見習の森永のぞみちゃんという女の子がいる。
彼女の人当たりの良い笑顔が人生の遭難者を上手にさゆりさんへ繋げてくれるのだ。
そして物語が進むとこの二人の過去の少しずつ見えてくるようになって・・・。
図書館好きで人生に迷い気味の私。
叶うなら小町さんのレスフォンスを受けてたいものである。