昼過ぎに電話がかかってきました。
なんとなくイヤな予感がしていたのですが、つい癖で名乗って出てしまったのが運の尽き。
「こちら株式会社●●不動産でございます。*****(うちのマンション名)にお住いの△△様に間違いないでしょうか?」
と明らかに営業の電話。しかもうちのマンション名の読み上げがたどたどしい上に正式名称と微妙に違う。
うちのマンション名は長いので多少間違うのは仕方ないと、馬鹿正直に「そうです」と返事をしてしまう私。
するとあっちは勢いついて「ご主人はいらっしゃいますでしょうか?」と聞くので、父を出すとややこしくなると思い「今はいません」
と答えました。
普通はここで私に向かって営業トークが始まるのですが、今回の相手は違った。
以下、会話のみで。
営業「ご主人はいつ頃お戻りになりますか?」
私「ちょっと分からないです」
営業「ご主人とお話がしたいのですが、いつならいらっしゃいますでしょうか?」
私「(ちょっとイライラしながら)不動産関係なら買ったり売ったりする予定はないです」
営業「それは、ご主人様ともそういうお話をされているという事でしょうか?」
私「そうですね、必要ないです。失礼します(相手の返事を待たずに電話を切る)」
・・・・・。
ご主人ご主人うるせーんだよ!!
ヽ(`Д´)ノキーッ!
主人は今いないっつただろが!こっちは四十路の独女だ!生まれてこの方『夫』と呼ぶものが居たことはないんじゃっ![]()
世帯主を『ご主人』と言うなら、国民年金で細々暮す喜寿目前の父親を出せば良いのか?この家の稼ぎ頭は私だよ、私!!
(大した額ではないが)
君が先入観で決めつけた通り、私が専業主婦で夫が稼ぎ頭の家庭だとしても、奥さんに何も説明しない不動産屋の言うことを聞くと思うか。
男尊女卑がまかり通る時代から家のことは女が取り仕切ってるんじゃ、覚えておけ!
恐らくこの営業電話の主は新人で、会社のマニュアル通りの接客をしていたと思われる。
こういう会社が若者に『家庭では男の方が優位』という要らない価値観を植え込むんですね。日本の男女格差が縮まらないわけがよっく分かりました![]()
巷で奥様方が「連れ合いのことを『主人』とか『旦那』とか呼ぶのは、自分が相手に仕えているみたいでイヤ」って話すのを聞いて、そんな形骸化した呼び方にまで敏感にならなくても・・・、と思ってましたが私が間違ってました。
ご主人ご主人言われるとマジで腹が立ちました、今電話で話してるのは私だろって。
まあ、まったくの他人が人様の連れ合いを呼ぶのに『あなたの夫』と聞くのは失礼なので、『ご主人』『旦那さん』を使うのは今の日本語では仕方ない事ですが、それにしても、ですよね。( ̄‥ ̄)=3 フン
私も色々気を付けねばと一つ勉強になりました。