たまに不安になるんだよ。
私たちが出した手紙は、ちゃんと彼の元に届いているのだろうかと。
物理的に手紙が届けられていることは解ってる。
でも真に届けたいものは、手紙という形ではなく文字という記号でもなく、そこに籠められた幾重もの想いや願いや感情で、それがきちんと伝わってくれたか不安になるんだ。
型通りの言葉として受け流されてないか、言葉の意味を誤解されていないだろうか、そんなふうに考えてしまう。
でももしかしたら、こんな不安を抱えていたのはこっちだけではないのかも知れないね。
この三日間のイベントで。
彼が沢山の想いを受け取り返そうとしてくれていたことがよく解った。
そして彼が私たちに向けて抱いている想いに触れることが出来た気がした。
ずっと不安だったものが、本当は心根一つで乗り越えられるものだと知ることが出来た。
私は、あなたの善き鏡になれるだろうか。
成りたいと思う。いや、成らねばいけないのだ。
それがこの三日間、頑張ってくれた彼へのせめてもの恩返しになるのだから。
不良ファンを自覚してる者には少々荷が重いが、彼の笑顔のために頑張ってみようと思う。
彼からのメッセージを間違いなく受けとるためにも。