おはようございます、寅年だけど鳥頭の司さんです。
三歩歩いたら物事忘れるというアレです。
特に人の顔と名前を覚えるのが苦手なんですよ。
サービス業従事者として致命的。
以前勤めてた店の近くで見知った顔のおっちゃんが歩いて来たから『常連さんだっけ?』と思い、爽やかな愛想笑いで「おはよーございます」と挨拶したら怪訝な顔されました。
あれ?常連さんじゃなかった?でもよく知ってる顔なんだけど、と、そのときのおっちゃんの顔をよっく思い出したら俳優の阿●快さんでした。
なんだかなぁ。
それでもセルフサービスのカフェに勤めてた頃は、常連さんのオーダーは覚えて先出し出来るように頑張ってました。
真っ先に覚えたのは同じビルの靴屋に勤めてるおいちゃん。
通常の朝ピークが終わってから来ることと、オーダーが珈琲でなくアイスラテだったこと。さらに、レジに来ても一言も話さないという特異性から覚えざるを得ませんでした。
10時過ぎる、おいちゃん来る、レジにお金出す、アイスラテを提供する。
その間おいちゃんは常に無言で無表情。
それが日常でした。
ところがある日、たまたま新人アルバイトくんがレジに入っていたときにおいちゃんがご来店されたのです。
おいちゃん来る、無言でレジにお金出す。バイトくんどう対応したら良いか分からず固まる。おいちゃん、いつも出てくるドリンクが来なくて困惑する。
レジを挟んで二人でおろおろしてるところで私が事態に気付き、アイスラテを出して済んだのですが。
おいちゃん、この間も無言!
一言「アイスラテちょうだい」って言ってくれれば何でもないことなのに(苦笑)
日常化した物事がちょっとずれただけで、人間って壮大にパニクるもんなんですね。
人の顔を覚えるのが苦手な私ですが、このおいちゃん(が狼狽えてたとき)の顔は未だにはっきりと覚えています( ´艸`)
それでは、今日も1日元気に笑顔で行ってきま~す(^-^)/