『警察署長・上地雄輔』 | 逢海司の「明日に向かって撃て!」

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ご注意下さい!!私のブログは『愛』と『毒舌』と『突っ込み』と『妄想』で出来上がってます!!記事を読む前に覚悟を決めてくださいね(^^;。よろしくお願いします☆

昨日の妄想の先を、ざっくりだけど書いてみたww

ちゃんとしたお話に直すのは難しい(面倒くさい)のであらすじふうね汗

足りないところは各々の想像力で補ってください。

 

あ、

 

以下の文面はフィクションですから~。

 

 

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都心から通勤圏内のとある警察署、春の訪れと共に新しい署長が赴任してきた。

その男とは・・・。

 

「どーもー、上地雄輔ですっ!今日からよろしくお願いしまっす!」

 

署長なんて堅苦しいお役目よりも、近所の交番で町の四方山話の対応をしてたほうが似合いそうな元気溌剌な人物だった。

清く正しくはあるが、突発的な言動に振り回されるお堅い頭の上層部。

これ以上無茶をされては適わないと、お目付け役と称した監視役を付けることに。

白羽の矢が向けられたのは、広報課に努める崎本大海(キャリア組)。

課外授業で訪問する小学校では父兄の方に人気急上昇中の赤丸くん。

 

「って、なんで僕なんですか?」

「だってお前、署長と以前から面識あるだろ?思考回路も俺らよりは理解してるだろう」

「だったら僕よりも野久保さんとかつるのさんとかの方が付き合いは長いですって」

「あいつらじゃお目付け役にならーーっん!」

 

確かに。とうっかり納得してしまったのが運のつき。

少年の頃の好奇心を忘れずに持っている署長のあれやこれやに付き合わされることとなったのだった。

 

突飛ない発想の持ち主とはいえ、付き合えばそれなりに所轄の人間も上地に慣れてくる。

また崎本の苦労もあって、それなりに暑が平常運転の軌道に乗り出した頃のことだった。

 

「おじさん、警察の人?」

 

いくらお目付け役とはいえ、崎本の始終上地を見張っているわけにはいかない。

ましてや退勤時した後まで見張っていたら、それは明らかなストーカー行為になってしまう。

上地が少女に声を掛けられたのは、『たまには歩いて帰る』と暑から一人で出てきた直後のことだった。

 

「そうだよ、何か困ったことでもあるの?」

「あのね、私のうちのペルちゃんが居なくなっちゃったの。探してくれる?」

「もちろん!市民の生活を守るのが警察の役目だからね^^」

 

いえ、行方不明のペットの捜索は探偵事務所にお願いしてください・・・。

と、止めるはずの崎本は署内で残業中。

翌日に上地から話を聞いて、家まで送って行くべきだったと頭を抱えてももう遅い。

 

「そんなことに警察が捜索協力なんて出来ませんよっ」

「じゃ、俺が自分の時間で個人的に探すなら良いでしょ?」

 

一度言い出したら簡単には引かない。

それは崎本にもよっく分かっていた。

 

「も~~、仕事に支障が出ない程度にしてくださいね」(←結局雄輔に甘い)

「うん、もっちろん!それでさ、サッキーって今まで広報課に居たんでしょ?

迷い犬のポスターとか作ってもらえない??」

「って、さっそく警察の力アテにしてるじゃないですかっ!!」

「ちが~~う、これは友達としてお願いしてるの」

「(僕と上地さんとは友達って以前に上司と部下なんだけどなぁ。。。)

もう、分かりました。広報課の人間に迷い犬の件と、ポスターがどうにか出来ないかそれとなく聞いてみます。

その代り、今日は大人しく署長室で書類に目を通してくださいよっ!」

「うん、ちゃんとここでお仕事してるっ!」

 

あの気持ち良い返事が心から信用出来たら苦労はしないよ。

喉まで出かかった愚痴を飲み込んで、崎本は広報課にどう言い訳して話を持ち込むか考えながら向かった。

その数分後。

 

「やっぱ頼まれた本人が直接探しにいかねーと不味いよな」

 

そそくさと署長室を抜け出す男が一人。

大海さん、やっぱりこの人から目を離しちゃいけないかったみたいだよ☆

 

 

 

 

野久保さんの所属は交通課です。

爽やかな笑顔を振り撒きながら、容赦なく路駐の赤切符を切ります。

(そりゃもー、手加減なしに)

今日も今日とて街の通行事情を速やかにするために、パトカーに乗ってパトロールです。

 

「・・・・。ってそれで隠れてるつもりなの、雄ちゃ・・、署長汗

 

ベタに。

後部座席の下で身体を小さく丸めて上地を見つけ、仕事前に脱力するしかない野久保であった。

 

「普通に出てくと監視の目が煩いんだもん。ちょっとそこまで乗っけってって♪」

「これ、タクシーじゃないんだよ?」

「分かっってるって。ノクには迷惑かけないからさ」

 

すでにかかってます、とはさすがに言えない。

崎本よりもさらに上地に甘い野久保だったが、『どこまで行きたいの』と聞くのを堪えただけ成長したと褒めてあげるべきだろう。

そんな一言を発した暁には、探してるワンコが見つかるまで専属運転手として街中走り回されるに違いないのだから。

(でもパトロール中、『今のとこ、止めて!』とか『あっちの道に曲がってよ』と結局連れ回されたのだった)

 

 

暑に戻ったとたんに落ちた崎本の雷を

 

「署長として管轄の状況をよく知るために、ノクのパトロールに同行させてもらったんだよ」

 

と、こんなときだけ達者な言動で交わした上地署長。

しかも彼はこのパトロールで闇雲に探しても行方不明のワンコを見付けるのは困難と判断していた。

こうなれば目には目を歯には歯を、である。

(余談:『歯には歯を』と聞くと『埴輪、ハオー♪』という変換が頭の中で起こる私は変人ですか?)

 

 

 

「ねーねー、警察犬って鑑識の所属なんでしょ。ちょっと貸してo(^▽^)o」

 

野久保からあらかたの話を聞いていたつるのは、上地が何のためにそんなことを言ってきたのか一発で理解した。

警察犬を使って行方不明というワンコの捜索をさせようというのだろう。

崎本には個人でどうにかするとか言ってなかったか・・・。

 

「あのな、事件性のない案件に警察犬を出すことは出来ません!

お前それって職権乱用だぞ?!」

「え~~、つーのさんのイケズ~~」

 

駄目なものは駄目とはっきり言わないと、この男はどんどん助長してしまう。

まったくノックもサッキーもまだまだ甘いんだから!\(*`∧´)/コマッタモンダ

 

「よく考えてよ、家族同然に暮らしてたワンコが急にいなくなっちゃったんだよ?飼い主の女の子がどんだけ心配してると思う?

それにどこかで独りぼっちになってるワンコだって、すっごく寂しい想いをしてるんだから。

早く見つけて二人を合わせてあげないと思うのはいけないことなの??」

 

心なし目を潤ませてつるのに切々と詰め寄る。

こういうときだけ弁が立つのは、彼がスピード出世できた所以ではないだろうか。

しかもつるのも愛犬家(加えて愛猫家であり愛妻家であり愛子家)なので、飼い犬が行方不明になったときの心細さは容易に想像できてしまう。

 

「くっそ、分かったよ。でも警察犬使うのは目立つから、代わりに付近の防犯カメラのデータを集めてくれ。

それと行方不明のワンコの写真とか出来れば動画も。画像認証かけて探してみるから」

「マジっ?やっぱりつーさんは頼りになる~~ラブラブ

 

 

後日、結局警察の力をそれなりに使って発見されたワンコは無事に飼い主の女の子の元に届けられた。

一見ハッピーエンドだが、これで彼がトップで居る限り余計な揉め事が持ち込まれる、ということに確証がついた結末だった。

そんな署員の気苦労など露知らず、今日も今日とて上地署長は地域の治安を良くしようと奮闘中です。

 

頑張れ、上地署長。負けるな、部下のみんな。

 

今日も管轄は平和です♪

 

 

 

 

 

「ねーねー、サッキー。この子猫たちの里親探したいんだけど、またポスターとか作ってもらいないかな~?」

 

 

 

end

 

 

 

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もっとサスペンス風だったり推理仕立てのミステリーだったりを夢見てたですが、私にそんな大きなストーリーは組み立てられませんでした☆

警察のお仕事に関しても適当ですので、突っ込まないでね。

考えてみたら今日は羞恥心のデビュー日でした。

こんな拙いものでお恥ずかしいのですが、そのお祝いに変えて皆様に送りたいと思います。

少しでも楽しんでもらえたら、私も嬉しいっすv(^-^)v

遊べるネタを提供してくれた雄輔さん、本当にありがとう~~♪

 

雨の日曜。

おうちでゆっくり過ごして明日に備えましょう。

では、また。