通りすがりの花屋で見付けた出来合いの花束を携えて、ヤング直樹の舞台を観に下北沢へ。
ヤング頑張ってたなと思いながらの終劇後、情報チェックしようと開いた携帯で剛くんの引退表明を知る。
迂闊にも井の頭線で泣きそうになりました。
剛くんの廃業が悲しいとか寂しいとかというより、どれだけ悩んでこの結論を出したのだろうかと彼の心中を思うと切なくて。
人への思い遣りや感謝の気持ちを大事にする子だから。
きっと沢山の関わった人達、応援してくれてきた人達のことを考えて結論出すまでに辛い時間を過ごしたと思う。
ううん、きっと今も心苦しい思いを抱えていると思う。
間違ってないよ。
人は、自分の夢を誰かに押し付けて生きるわけにはいかない。
今は突然の発表に驚いて受け止め切れない人も居るだろうけど、君は君の夢への責任だけを持って進んで行くんだ。
君が役者として頑張ってきた日々は、決して無くなるわけじゃないから。
君があのとき、役者としての夢に立ち向かっていた想いに嘘がないなら、行き先の終着点が変わったとしても、それは役者としての夢を捨てたわけでも誰かを裏切ったわけでもない。
あの日一緒に見た夢はキラキラと輝いていたね。
もう一緒の夢を見ることは出来ないかも知れないけど、どうか次の夢も君と共にキラキラと輝いているように祈るよ。
あと半年。
残された役者としての時間を最後まで満喫しよう。
役者という道を志した想いは間違いじゃなかったって、最後は笑顔で言えると良いね。
そうなるように、精一杯応援するから。
だからどうか胸を張って、君の人生を夢を生きて行ってね。
アラホになっても自分の生き方が見付けられない困ったオバサンより。