以下の文面はフィクションです。
実在する人物、団体、組織等とは一切関係がございません。
似てる人が居ても、それは偶然の一致です。
ですので、どっかに通報したりチクったりしないでください★
・・・、頼むよ、マジで (ToT)
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「だぁ~~っ!ね、もう一回!!ヾ(≧□≦)ノ」
「何度やっても同じだと思うんだけどなぁ。
ま、雄輔がそれで納得すんなら、いくらでも付き合うわよ?」
ふふん~♪って鼻先で得意そうに笑われて、雄輔の戦闘意欲がさらに燃える。
たいだいの運動は雄輔のほうが上をいっていた。
野球に限らず、走るのだって縄跳びだって、雄輔にまったく適わなかった。
なのに、この単純な『うで相撲』だけはどうしても勝てない。
学生の頃から強かった、とは豪語していたが、何度挑んでも勝てた試しがなかった。
ほら、とテーブルに肘をついて構える。
すでにむくれてる顔で手をしっかりと組み合わせる。
居合わせた審判役の崎本の掛け声と共に、力を入れて相手の腕を倒そうとするのだが、剛士の腕はびくとも動かない。
いくら力んで肩から力をかけても動かない、筋張った綺麗な腕。二の腕に似合わない筋肉の山が浮かんだと思ったら、あっさりと倒されてしまった。
「どぼじで~~~(T_T)」
「あの筋トレ命の直樹でさえ俺には勝ったことがないんだから、役作りで筋肉つけたくらいのお前が簡単に勝てると思うなよ?」
「でもさぁ、そんな運動とかしてないじゃん。なんで腕の力だけそんなに強いの?」
その尤もな問いかけに、剛士は苦笑を浮かべて答えを濁した。
まだこいつにはその理由がわかんないだろうな。
説明してやるべきか否か少し迷ったが、自分で気がつくまで謎にしておいてやろうと決めた。
だってこれは親の証だから。
ちっちゃい我が子を愛しくて守ってあげたくて抱き上げているうちに培った筋力だから。
飽きずに懲りずに、毎日毎日子供を抱っこしている間に、知らずに鍛えた力なんだもの。
まだまだ独身の雄ちゃんに負けるわけにはいかないのよ。
「そのうち大将にも腕相撲で勝てなくなるぞ~☆」
「えええ!!なんで!?どして!?」
さっぱり意味が分からず、目を大きく見開いて剛士に迫る。
まるで本人がこどものままの稚い可愛らしい仕草。
ああ、こいつがこの謎を解明する日は、まだまだ先のようだ。
end
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つるのさんのブログ『シャス』のトップ画像を見た瞬間、書きたくて仕方なくなった記事です。
愛しいわが子をしっかりと抱っこするつるのさん。
あの姿を見ただけで泣きそうになった私は、情緒不安定でしょうか?
子煩悩のつるのさんにしてみたら、子供は思わず抱き締めずにはいられない存在なのでしょう。
それがもう何年も、しかも数と体重は年々増えていってるわけです。
そりゃ、腕の力も強くなりますよ。
『たけパパ』じゃなくて『りあるパパ』なつーのさんのお話でした。
やっぱつーの△(←ハム速で覚えた)