ふいと思った。
人はいつだってカウントダウンの中で生きてる。
目標への課題だったり、楽しみにしているイベントだったり、
もっと単純に、学生生活とか二十代とか(いや私は三十代だが)、
普通にしているだけでも時間の経過だけでカウントダウンは進んでく。
何に向かっているって、
結局は『自分の終わり』に向かって進んでいるのだ。
絶対に永遠はない。
いつかなんでも終る。
区切れて閉ざされる。
そんなことは子供だって分かってることなんだけど、
未来が多く残っている子供には、
その終わりは遠い夢物語の先にあるよーなもんなのだ。
そこそこいろんな経験をして時間を食いつぶした私は、
もろもろの『終わり』が現実にくるものだと、
ふいに肌で感じてしまったのだ。
このカウントダウンは、
面倒なことに残数が見えてるものと、全く見えないものがある。
どこがカウント0が分かるものは良い。
そこまで全力で、もしくは
帳尻合わせするタイミングを計りながら行けるから。
問題は、残数が見えないほうの出来事で。
知らない間にカウントが振り切っているときがある。
間を空けてから、
最後のさよならをやり過ごしてたことに気が付いたりする。
しまった!って思ったときは手遅れで、
次のカウントダウンがどこに転がっているか脅えながら辺りを見回すんだ。
こーしてる間にも、時計の針は止まらず、デジタル数字は数を増している。
今日もあと2時間で終っちゃう。
いつでも何かが終わりに向かっている。
だからドンドン消えてく『今』に何を思っていたかしっかりと捕まえて、
減っていくカウントダウンの数に負けないナニカを
心の中に詰め込んでいかなくちゃいけないんだなって、
そー思った。
・・・出来ればイイカンジなものを。
どんな幸福も不幸も終るんだ。
終るときに笑顔で
「やるだけやったし(^-^)v」
って言える自分でいたいな。
そー思っただけ。
明日もきっとハッピース♪