お正月の「しめ縄」の購入をお考え方必見です。
神の宿る島、沖縄最大のパワースポットである久高島で作られた「しめ縄」の「ガンシナー」が話題になっています。
琉球王国時代から神が降り立った神聖な島とされる沖縄県南城市の久高島で、お正月を前にかつて神事をつかさどった女性たちによるしめ縄作りが行われています。
この「しめ縄」は、頭に物を乗せて運ぶ際に使われていた沖縄の民具「ガンシナー」をモチーフにしていて、島に伝わる文化や技術を残そうと活動している地元のグループ「久高島 結回(ゆいまある)の会」が去年から作り始めました。
「ガンシナー」とは
大きな荷物を運ぶ時に使った道具(クッション材)。
頭の上に「ガンシナ―」を載せる事によって、大きな荷物でも安定して運ぶことが出来ました。沖縄では古来女性が頭に荷物を載せて運搬していました。
「ガンシナー」から生まれた久高島の注連七輪(しめ縄)
カヤで編んだまあるい輪(和)の「ガンシナー」に、五穀発祥の地と命の水への感謝を込めた麦穂を添え、天と地を結ぶフボウ(クバ)の葉で編んだ花を飾り、結び十字の月桃のサンを結びました。下げ手の縄ひもは、漁などでも使われてきたアナナシナー(アダンの芯で編んだ縄)です。
「しめ縄」作りには島に住む80代以上の11人が参加していて、16日は、かやを選別したりアダンの葉を結んで縄にしたりしていました。
今回参加した女性たちは、かつて神人(カミンチュ)と呼ばれ神事をつかさどった人たちで、後継者不足で40年余り前から途絶えている島最大の神事「イザイホー」も執り行いました。
「しめ縄」を作る女性は普通の「おばあちゃん」ではありません。神人(カミンチュ)と呼ばれる方々です。
神人(カミンチュ)とは
琉球神道での神職者の通称である。現在は審神者としての役割も担っています。
尚、民間の占い師ユタは神人ではありません。
琉球国以来の聖地であり、古代の信仰を現在も残しているといわれる久高島には「男は海人(うみんちゅ)、女は神人(かみんちゅ)」なる常套句が残っており、かつて男性は労務に女性は神職に従事した社会であったことを言い伝えてられています。
神人(かみんちゅ)が作るしめ縄は、ふだん、島からの草木の持ち帰りが禁止されていることもあって縁起がいいとして、県外からも注文が相次いでいるということです。
ご注文は
久高島 結回(ゆいまある)の会
来年は最強パワーアイティム「ガンシナー」で神の力を借りて新型コロナを撃退してくださいね。
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