台風14号と宮崎県椎葉村 | アイツとともに生きていく(双極性障害)

アイツとともに生きていく(双極性障害)

10数年前に双極性障害Ⅱ型の診断を受けました。
サラリーマンがこの病気を抱えるとしんどいものがあります。
でも100%悪いことだけではなかったような気もします。
そんなアイツ(双極性障害Ⅱ型)との付き合いについて綴ります。

14号は極めて危険な強さの台風だと言われています。

 

TVのL型字幕には緊急安全確保の文字が。

暴風雨の圏内が九州全域に広がるなか

ふと、宮崎県椎葉村の文字を字幕中に見つけました。

 

そこに行ったことはありません。

 

しかし、乃南アサの著作「しゃぼん玉」を読んでイメージが出来上がっています。

やさぐれて窃盗を繰り返した粗暴な青年が逃避行の末、

山村で独居する老婆や彼女にまつわる人物と接していくことで

心を取り戻す話です。

 

 

「人はいつでもやりなおせる。生きてさえいれば。」

自身の心が疲れ切っていた時期に出会った小説でしたので

このコピーには随分救われました。

読みながら涙を流したこともあります。

 

アイツとともに生き始めた頃は嫌で嫌で仕方がありませんでした。

受容することができるまで時間やプロセスが必要でした。

 

「だった。」ではないですね。

 

今でもプロセスは続いています。

 

では、また改めて

 

※台風14号…どうか酷い被害をもたらさずに去りますよう。