14号は極めて危険な強さの台風だと言われています。
TVのL型字幕には緊急安全確保の文字が。
暴風雨の圏内が九州全域に広がるなか
ふと、宮崎県椎葉村の文字を字幕中に見つけました。
そこに行ったことはありません。
しかし、乃南アサの著作「しゃぼん玉」を読んでイメージが出来上がっています。
やさぐれて窃盗を繰り返した粗暴な青年が逃避行の末、
山村で独居する老婆や彼女にまつわる人物と接していくことで
心を取り戻す話です。
「人はいつでもやりなおせる。生きてさえいれば。」
自身の心が疲れ切っていた時期に出会った小説でしたので
このコピーには随分救われました。
読みながら涙を流したこともあります。
アイツとともに生き始めた頃は嫌で嫌で仕方がありませんでした。
受容することができるまで時間やプロセスが必要でした。
「だった。」ではないですね。
今でもプロセスは続いています。
では、また改めて
※台風14号…どうか酷い被害をもたらさずに去りますよう。
